言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

そろそろそうめんの季節

まだ気が早いかとも思うけれども、そろそろそうめんの季節だ。スーパーなどでもだんだん値が下がってきて、そうするともう気温がどうこうとかそういったことは関係なく、単純にそうめんが食べたくなる。
そうめんというとなんとなく家で食べるものな気がするけれど、機会があれば外でも食べてみたいな、と思っている。うどんなりそばなり、ラーメンもそうだけれど全国的に比較的どこでも外食の定番として上がってくるものが多い中で、そうめんはそのラインナップには入っていないのだから面白いもんである。これはもう習慣の問題だと思うけれど、まあ本当にそうめんというのは自宅感の強い食べ物である。
一応、揖保乃糸で有名な兵庫県の南側のあたりとか、そういうところに行けば「本場のそうめん」が食べられる、ということになりそうだ。まあ乾麺であればどこでも同じなのかもしれないけれど、こういうのは雰囲気の問題である。あとは旅行の建前というか、動機でもある。たまに調べるんだけれど、あのあたりに行くときに微妙に候補に入ってこないんだよな。狙って行かないとなかなか寄るのは難しいかもしれない。チャンスはあると思うんだけれどどうだろう、とりあえずはまだ行く予定はないので、誰か行くということがあればちょっと便乗させほしいような気持がある。

ああ、一応あれだな、そうめんはそうめんでも、にゅうめん的なものは外で食べたことがあるな。汁物代わりに出てくるんだよな、ランチとかで。再開発で取り壊しになってしまったけれど、前に仕事で通っていた所の近くにあったお寿司屋さんのランチに必ずついてきたね。冷たいそうめんとは全く別物だけれど、結構おいしいんだよな、これが。
にゅうめんというのは温かいバージョンのそうめんなわけだけれど、吸い物のようにして出てくる場合と、つけ麺みたいにアツアツのつゆにそうめんを付けて食べる場合があるみたいだ。みたいだ、というのは、前者しか食べたことがないからである。家でそうめんつゆを作って熱しておけば似たような感じで食べられるかもしれないし、今度試してみようかな。

そういや昔、流しそうめんというのは体験したことがある。あるけれど、あんまり細かく覚えていなくて、ちゃんと食べられたかどうかとか、そもそもキャッチできたのかどうかとかそういうこともあんまり覚えがない。写真が残っているので「やった」ということは確かなのだけれど、まあなんかそれだけでお腹いっぱいにしようというのは土台無理な話で、たぶんなんか別に食べたりしたんだろう、と思う。
エンターテイメントとしては普通に面白いし、だれもが存在は知っているだろうものだから、大人数でワイワイやるのには楽しいと思う。コテージとかに泊まって、昼は流しそうめんで夜はバーベキュー、みたいなのはきっと定番だよね。食い意地さえ張らなければ普通に楽しいと思う。そういう旅行はもう全然していないけれど、いいなとは思うよ、今でも。

しかしまあ流しそうめんは非常に非日常的なエンターテイメントであるわけだが、そうめんそのものはひどく日常的な食べ物だ。世間一般としては夏の間に食べ過ぎて飽きてしまう……という扱いだが、私はそんなに飽きるほどは食べたことがない(鍋出すの面倒だし)。でもまあ、日常的な食べ物であるのは確かだな、と思う。まあでもあれだね、日常ではあるけれど、平日ではなくて土日の昼の食べ物なイメージがまだまだあるな。子供の頃の印象のまま、今の今まで来ているのだと思う。
別にほら、平日の夜とかに食べたっていいんだよな。なんなら朝とか消化が良くていいかもしれないよね。夜たくさんゆでて取っておいて、朝にゅうめんにするとか、そういうこともあっていいと思う。
なんかこう、思い込んでいるだけで、もっと自由に食べていいんだろうな、そうめんってのは。外で食べてはいけないわけでもないし、平日の夜に食べていけないわけでもないし。