言葉のリハビリ場

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唐揚げ弁当を買ったらおまけしてもらった話


最近たまに行っている唐揚げのテイクアウトの店がある。この店に関しては、もも肉よりむね肉の方が安いのにむね肉の方が圧倒的にジューシーで美味しいというのが個人的な感想だ。そういうわけでよくむね肉のから揚げを買って帰ったりしている。
弁当も550円で買えるので平日の昼や夜に利用している。この間も夜に買いに行った。世の中の飲食店が21時で閉店するために20時半などでラストオーダーになってしまうのだけれど、唐揚げ弁当のテイクアウトはまだ実施していたので滑り込んで買いに行った。
そうしたら、弁当と一緒に鳥皮のから揚げもサービスでもらってしまった。普通に買うと300円くらいするものなので、結構嬉しかった。600円払って300円のおまけを貰うというのは本当に大丈夫だろうかという気持ちになるけれど、もう閉店時間だからということでありがたくいただくことにした。
お店にはポイントカードがあるので、たまに店に来る人だということはそれで認識していてくれたのかもしれない。なんにせよありがたい話である。

唐揚げ弁当を食べた後に鳥皮のから揚げはさすがに入らなかったので、貰った当日はちょっとだけつまんだ形になった。やみつきになる味で本当に美味しい。確実に不健康な味がするので食べると非常に罪悪感があるが、背徳的な良さがある。週末のご褒美なおやつだとなおいい感じ。複数人でちょっとずつ摘まむのにちょうどいい食べ物だと思う。序盤じゃなくて中盤くらいに量はないけれどガツンとインパクトのあるものを、というのにぴったりだ。
鳥皮は美味しいけれど、食べたら運動しないとな、という気にさせてくれる素敵な食べ物でもある。まあただ実際のところカロリー効率(という表現が正しいのかわからないが)は高いが、唐揚げ本体をたくさん食べたり一緒にご飯を食べたりした方が良くないんだろう。まあ毎日じゃないから許してほしい。最低限体形がさらに変わってしまうことのないように努めたいところだ。


唐揚げ屋のむね肉やもも肉以外のから揚げというものは結構惹かれるところがあって、砂肝だとか軟骨などがラインナップにあると嬉しくなる。普段の食事用に調達するのは普通の肉の部分だけれど、それこそ週末などにちょっと何か1品増やして楽しみたいなというときに重宝する。
昔、学生時代バイトの休憩時間によく弁当を買いに行っていたお店でもそういうものを出していて、昼シフトの時は帰りにそれを買って炒ったりもしたな、なんてことを今更思い出した。
あの店、前に見に行った時には建物ご建て替え中だったけれど閉店してしまったようだ。元々、焼き鳥屋の店舗内店舗的な形で営業していたお店だから、その焼き鳥屋がなくなってしまった以上一緒に閉店してしまったんだろうな。残念だけれど、仕方がない。隣の焼鳥屋と同じ鶏肉を使っていて、竜田揚げのタレもその焼き鳥屋のたれを流用した物だったようで、それがすごくおいしくて好きだった。付属のタレはつけずに下味のタレ味と、それからオプションで付けるタルタルソースがすごく良くて、バイトのシフトにもよるけれど週2回くらいは食べていた記憶がある。
……今思うとずいぶん代謝が良かったものだとかそういう余計なことも思うけれど、学生時代だからこその食の思い出のうちの一つだ。
ただまあ学生時代に親しんだ店舗は閉店してしまったものの、系列店が1店舗だけ存在するようだ。調べたら浅草にあるようなことが書いてある。唐揚げを食べに浅草に行くというのはやや大仰であるから、近くを通るようなことがあれば出かけたついでに買って帰ったりしたい。