言葉のリハビリ場

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崎陽軒の弁当の写真を2年分くらいまとめた

崎陽軒と言えば、シウマイ弁当である。老舗の伝統あるお弁当。昔から変わらないのに、なんだか不意に食べたくなる味である。

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私はシウマイ弁当が好きなのでよく食べる。そして食べる度に写真を撮っている。100%ではないけれど、大抵撮りためてあるのだ。

どこに出すとかそういうわけではないけれど、なんとなく記録として残しているわけだけれど、随分と沢山あるのでここで最近のものから順に貼っていきたいと思う。

理由? お腹が空いたからだ。そしてシウマイ弁当が食べたいからだ。

一番最近食べたのはこれだった。

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……いきなりシウマイ弁当ではない。幕の内である。まあ聞いて欲しい。崎陽軒の幕の内弁当はこれまでほとんど食べたことがなかったし、なかなか影の薄い存在であることは確かなのだ。崎陽軒シウマイ弁当。幕の内? 知らないな、あるんだね、という人は多いはずだ。私も存在は知ってはいたものの手を伸ばしたことはなかったわけで、似たようなものである。

シウマイ弁当と同様にシウマイとマグロ焼き、卵焼き、かまぼこそしてタケノコ煮が入っていて、さらに揚げ物が強化されているという豪華布陣。シウマイ弁当の要素を含んでいるので、幕の内とは言えどもただの幕の内ではないところが特徴だ。

名前が悪いよな、幕の内って。選択肢に入ってこないというか、何か妥協しているような気がしてしまうのが良くない。中身は結構特徴ある面白いラインナップなのに。

定番も食べたいけどちょっと課金していいもの食べたい気分、な時におすすめだ、これは。崎陽軒の幕の内は幕の内らしからぬ幕の内。まあ幕の内弁当って定義には、中身がどんなものかという指定はないから言葉に偽りはないんだけどね。

幕の内の前は横濱チャーハンだった。これも崎陽軒の名物の一つである。桂歌丸師匠が生前好んだのがこれだという。

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チャーハンが美味い。弁当でなかなかチャーハンを食べる機会がないので比較ができないが、これはめちゃくちゃ美味い。程よくバラけていて、それでいて弁当なのである程度まとまってもいる。両立している。


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そしてちゃんとここにもシウマイとタケノコは入っているのもいい。好き。

最近シウマイ弁当が続いたなー、とかそういう時にはチャーハンかな、となる時が多い。

そして次がこれ。

 

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定番!と思いきや、期間限定商品である。
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シウマイの中身が異なっているのだ。1週間ごとの週替わり商品としてそれぞれ弁当になった後に、最後の週で「オールスター」として全部を1つずつ詰め込んだのがこれ。

個人的にはキノコのやつが美味しかったのでまた出して欲しい。

崎陽軒は結構こういう企画モノの弁当を出すけれど、発売期間が短いのとそんなにすごい頻度では食べていないのとも相まってなかなか食べることができなかったりするので、かなりレアである。

去年だったか、タケノコを大増量した企画モノ弁当があってぜひとも食べたいと思ったけれど、タイミングが合わずに食べられなかったりした。気になるんだけどなー、なかなかね、難しいもんだ、こういうのって。

 

さてさてやっと定番の出番。

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これだよね、これこれ。定番のシウマイ弁当

アンズは最後に食べる派なので一旦退かして食べたりして。このあたりのこだわりはみんなあるところだと思う。

子供の頃はそんなに食べたことがないというか、シウマイってご飯のおかずにあんまりならないでしょ? くらいの気持ちでいたのであまり選ばなかった弁当でもある。大人になってから美味しさに気がついた、そんな弁当だ。

昔も食べはしていたと思うんだけどな、スタジアムとかで買った記憶はあるけど味とか感想とかは全く思い出せない。今はすごく好きだけどね、いつ変わったんだろう。

 

さてさてお次は変わり種。

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しょうが焼き弁当だ。崎陽軒でしょうが焼き弁当というのは、下手をすると幕内よりもずっと知名度が低いんじゃないだろうか。食べたことある人いる? そういうレベル。

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このしょうが焼き弁当、なんとシウマイが入っていない。これはかなり珍しいことだ。幕の内もチャーハンもシウマイは入っているわけだが、しょうが焼き弁当にはないのだ。

しょうが焼き弁当はもう本当にしょうが焼きのでかい肉がメイン。他の弁当と共通のおかずがほとんどないし、独自色がすごい弁当だ。

味は普通に美味しい。他の弁当たちと遜色ない。非シウマイな弁当もあるんだよ、というだけのことではないということだ。ちゃんと美味しい。

定番組からはこんなのも。

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横濱チャーハンとは別物の「炒飯弁当」である。横濱チャーハンよりおかずが多いのと、ついてくるのがなぜか箸だけ(横濱チャーハンはフォークスプーン) という弁当だ。

チャーハンはちゃんとばらけるのにまとまるという塩梅なので箸でもまあまあ問題は起きない。若干食べにくいような気もするけどこれはこれで。

味は横濱チャーハンと同じでしっかりとした濃いめの味付けで美味しい。おかずが増えているので埋もれているけれど、シウマイもちゃんと入っている。

横濱チャーハンか炒飯弁当かはその時のお腹の空き具合で判断して買うようにしているけれど、本当はもっとちゃんとした違いがあるような気もしている。わかんないけど。

ちなみに最近は全然食べていないけれど、ご飯が白いご飯な中華弁当というのも存在する。中華系の弁当は3種類あるので、わりと間違えやすい。

お次は期間限定商品。

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期間限定商品ではあるけれど、毎年だいたいこんなラインナップで出てくるので何度か食べたことがある。定番のおかずからはシウマイと卵焼き、唐揚げ、タケノコが参戦していて、あとは大抵オリジナル品だ。限定品だけど安定の味。冒険だけど定番。毎年食べている気がする。

同じように「おべんとう 冬」ってのもある。夏も冬も何故かデザートがわらび餅(味が違う)。

 

限定品は季節系のもの以外でも地域のやつもある。ただし神奈川以外でも売ってる可能性は大いにある、知らないだけだ。

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地元の食材に拘ったものらしい。ご飯が白米のほかにもう一種類入っているのが特徴的なのこと以外はわりとノーマルなお弁当の中身と似ているが、内容は微妙にマイナーチェンジされていて、マグロが生姜煮に変わっていたり漬物が他の弁当とは違うものになっていたりとなかなか面白い。梅干しも小田原産のやつらしく、しょっぱくてすっぱい、ご飯に合うやつ。おにぎりの中身的な。そういうところにこだわりを感じる。

定番を楽しみつつ変化があるので、なかなかシウマイ弁当を食べた次とかにこれを食べると面白いかもしれない。

さてまあ他にもシウマイ弁当の写真ならたくさん出てきたのだけれど、中身が同じなので割愛しておく。あとまあ最近はシウマイ弁当の時は特に写真に残ってないケースもあることに気がついた。まあ同じだしな、レイアウト。

もちろんラインナップには載っているけれどまだ食べたことがないという弁当もある。

松花堂とか、ピラフとか。なので今日はピラフ弁当を食べてみようかな、ということで買ってきた。

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チャーハンじゃなくて、ピラフである。でも食べてみたら笑ってしまった。

崎陽軒のピラフはチャーハンの延長線上にある。……たぶん、食べてみて貰えばわかると思う。風味はちゃんとピラフだけれど、ベースは間違いなくチャーハンだ。初めて食べるのに知っている味がすると笑ってしまうものである。

美味いわこれ。美味い。ただし、チャーハンの延長線上だけど。

 

いやー、わからないもんだな。食べてみないとわからないね、何事も。

でもまあ外れないからいいよな、崎陽軒。最近ちょっと頻度上がってるかもな、食べる頻度。

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