言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

緊急速報の音


夜中にアラートが鳴り響いて叩き起こされた。大雨が降っていたので、それに伴う
社用携帯と私用携帯があるので、その両方の二重奏である。運の悪い事に、社用携帯はちょっと別のところに置いてあったもんで、止めにも行けなかった。ひたすらうるさく鳴った。

まあこの手の緊急情報と言うのは、緊急だから配信されているのだ。避難指示が出ていたりするわけなので、場合によっては逃げなくてはならないこともあるだろう。寝ている人を起こすような音量で流れるのは致し方ないことである。
仕方のないことだとはわかっているが、寝ている時に不意に大音量でアラートが鳴り響くというのは心臓に悪いのだ。そして過分に不快である。明るいうちに来てくれればいいのに、大抵夜中なのも困る……けれど、前に家に帰る途中の電車の中で一斉に鳴り始めてそれはそれでかなりシュールであった。
緊急地震速報等であれば、直後に大きな揺れがやってくるということになるので、警戒しなければならないし、電車等であればブレーキをかけて止まったりするわけであるけれど、大雨等でのいわゆるエリアメールの通報では、1秒2秒でできることはほとんどない。電車の中で一斉にアラートが鳴り響いたときには、なんか来たな、と言う感じで皆困惑するだけだった。電車が止まるかもしれないな、という緊張のようなものは走ったけれど(もともと減速走行だったので遅れてはいた)。

まあでもオフにするわけにもいかないし、難しいところだよな。ないのは困るんだよ。ないのは困るけれど、変なときに来ると困るという……まあ自然相手だから仕方がないんだけどさ。

でもなんだろう、エリアメールの仕様なんだろうけれど、2,3回来るんだよな、あの通知。最初は都道府県単位、そのあとは市区町村単位。で、そのあとに自宅とかが避難指示の範囲内とかだと3件目のメッセージがやってくるわけだ。つまり、2回までしか来なかった時はまだ大丈夫と言うか、近くでヤバイいところがある、という感じになるわけだ。
これを3,4分のインターバルで流してくるのはどういう仕様なんだろうな。すぐ流せないのは件数が多いからなんだろうか。あと、避難指示が出ている地域に対する3件目の内容を最初に送るんじゃだめなのか? とも思う。2件目のメッセージには「対象区域は次のメールでお伝えします」とか書いてあるけれど、対象地域こそ最初に連絡欲しくないか……? って。

1件目を受信した段階でほとんど確定で5分以内にもう一回爆音でアラートが鳴り響くのが分かっていて、そこからもう1件来たらやばい……なんてことを待っていたら10分以上かかるわけだけれど、その時間って必要なんだろうか。
まあなんかこれはシステムの仕様と言うか運用の問題な気がするな。

しかしまああれだね、ぐっすり寝ているときに大音量のアラートで起こされるのって本当に不快だね。特に、知らない音とか、災害系の音。純粋に心臓に悪い。起きようと思ってかけるアラームならばまあ不快でもなんでも起きるしかないのだけれど、そうではないときはもうただただ辛いね。
特に寝ているときにぶつけられた音は、あとから結構夢に出てくるんだよな。緊急地震速報の音とかも、寝入りばなとかに聞くとその日か翌日あたりに夢に出てきてなんだかすごく寝起きが嫌な気分になるんだ。
荷物を全力で一生懸命詰め込むんだけれど、あれも入れなきゃこれも入れなきゃとどんどんいろいろ手間取って焦りまくる夢とか、ちょうど見たよ、エリアメールの時の朝方の夢では。

まあね、でもわかってはいるんだ。夢ならいいんだと。災害に遭ってしまってからは遅いんだと。だから緊急情報通知をオフにはできないし、たまに不意を突かれて驚かされるけれども、しょうがないと割り切るしかないんだよな。