言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

マルカワのフーセンガム

マルカワのフーセンガムと聞いてピンとくる人はどれくらいいるだろうか。
駄菓子屋とかで売っている、安い風船ガムのことだ。四角い箱で、確か4個入とかで売っていたと思う。もうちょい多く入ったものもあったような気がするが、あまり覚えていない。そもそも買った思い出はあまりないけれど、子供のころの何かの行事の景品でお菓子セットをもらった時なんかでよく見かけたかな、という感じ。
今でも探せばコンビニとかで売っていたりするけれど、あまり目につく存在ではないかな。

そう思っていたのだが、この間大きな袋入りの奴を見つけてしまった。

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普通に200円以上したのでイメージと違って笑ってしまったが、確かに中を見てみるとたくさん入っているのでそんなもんなんだと思う。4個入の箱と比べたらだいぶ量が多い。47gというのが何粒に相当するのか数えなかったのでわからないけれど、まあ30粒くらいは入っているんじゃないだろうか。
久しぶりに食べてみて驚いたのだけれど、味を感じる時間がめちゃくちゃ短いのだ。
5噛み目くらいでジュワっと味が口に広がって、次第に口の中でまとまっていく。「フーセンガム」なわけなので当然膨らませることができるわけなのだけれど、それくらいにまとまるころにはもう味がほとんど残っていない。
最大瞬間風速は確かに大きいが、それにしたって短いものである。こんなもんだっけ、と幼いころの記憶をたどってみたがまあ、こんなもんだったかもしれないな。
美味いけどグミみたいな感覚でめちゃくちゃなペースで食べてしまう。だってすぐ味なくなるから。小さい箱の奴なら4個入りだったりするのでそれで終わりだけれど、袋入りはたくさん入っているから際限なく食べられてしまう。恐ろしい。

そういやこれって、箱しかないから食べ終わったあとちょっと困るんだってのを思い出した。家で食べる分にはティッシュでも用意すればいいのだけれど、外だと困るんだよな。ティッシュに入れたとしてもどこかで捨てるまで持ってなきゃいけないし。箱に戻すのもなんかそれはそれで違うし、結局ゴミだし。ポケットとかにガムの噛んだ後のゴミ入れとくの地味に嫌なんだよな。やむを得ない時は「すぐ捨てるぞ」の意思を刻んで仕舞うんだけれど。

せっかく袋入りのものを買ったので、普通4個単位で食べるものの数を変えて試してみたりもした。2個だと本当に少ない。風船状にするには小さすぎるまとまりができる。3個だとそれがギリギリになる。まあできなくはない。4個はちょうどいい。ちょっとガムの量が多いような気もするが、風船を作るには4個がベストのようだ。5個だとだいぶ多く感じる。口の中がガムでいっぱいだ。
やはり4個という数字には意味があるようだ。
まあなんか3.5個くらいがちょうどいいような気もするけど。

家に常備しておこうとかそういうことは思わないけれど、たまに思い出した時に食べるのはなんかいい感じ。身体に良さそうな感じはしないけれど、まあ何袋も一気に食べたりしなけりゃいいんじゃないの、という感じ。
すごく駄菓子って感じ。

ああでもあれだよな、駄菓子屋に置いてあったでっかいボトル状のイカ系のお菓子、あれはなんかいっぺんには食べられないのもあって長持ちしていいんだよな。昔、部室に誰かが買っておいてきて食べたことあった気がするな。
夢だったかもしれないけど。