言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

溶け残り注意


鍋キューブの溶け残りを食べてしまい悶絶するという事故があった。鍋キューブってのは固形の鍋の素みたいなやつで、1欠片で1人前と言った具合になっている。これを使えば適当に具材と一緒にぶち込むだけでそれなりに食べられるものができるという便利アイテムだ。
最近、昼ごはんに炭水化物をあんまり取らない日を作ろうと思っていて、そのために簡易的に鍋を作って食べているのでよく出てくるアイテムなのだ。でかい土鍋を出さずとも、一人分なので適当な行平鍋に水と共に放り込んでおいて、あとはキノコ類とか刻んだ野菜類を突っ込んでおけばいい感じになる。前日の夜に全部用意しておけばいいので、時間もそんなにかからないし何より満足感があっていい。雑にやってもそれなりに美味しいので重宝している。

そんな感じで普段は適当に作っても大丈夫なのだけれど、この間はとうとうちゃんと溶けずに残ってしまったわけだ。
口に含んだ瞬間砂利のような嫌な感触と、それから濃縮されたスープの濃すぎる味が爆発して、悶絶してしまった。よりによって「味噌生姜鍋」だったので、ものすごい刺激的だった。最悪だった。濃縮されたものを口に含んではいけない。肝に銘じよう。いやまあ命じたところで事故ってしまうとどうしようもないんだけれど。

原因ははっきりしていて、水に鍋キューブを入れた後に溶けるまで待たずに具材を全部ぶち込んでしまったからだ。ウインナーをぶち込んで、あとキノコに火を通したくて最初に一緒に入れてしまって、あと野菜がしんなりするまではなかなか入っていってくれないから最初に少し入れておいて……なんてやっていたら、まあそうだよな、スペースがなくなるわけだ。
でもまあそれでも大抵はちゃんと溶けてくれるんだけれど、ダメだった。なんでダメかね。ぐつぐつしたらうまくぶつかり合って溶けてくれそうじゃん? でもまあ上手い事入り込んでしまったんだろうしどうにもならないので、ちゃんと溶けているかどうか確認したほうが身のためだということはもうわかった。反省している。
最初に入れるものを少し減らして、ちゃんと固形物がなくなったのを見届けてから野菜で蓋をする……うん、それでいいかな。

固形タイプじゃなくて、液体のものとかを使ってもいいんだろうな。ポーションタイプのものとかもあるし、そっちを試してみてもいいかもしれない。なんとなく固形のタイプのほうが取り回しが良くて重宝しているけれど、捨てる時の手間とかを差っ引けばそれでもいいかもな。
あとはまあ味かな。どんなに便利でも、味が合わなければ意味がない。一袋に結構な量が入っているから、失敗すると処理に困るんだよな。家族向けだと1度に4個とか使うだろうけれど、1つずつ使うにはちょっとばかしリスクだ。
ただまあ、季節がもう冬じゃないのでなかなかバリエーションが減っているというのはあるね。なかなか選択肢がないんだ。ストレートのつゆってのは別に求めてないしな。

溶け残りと言えば、味噌汁とかでもたまに遭遇する。生みそタイプのインスタント味噌汁で、「今日はなんかちょっと薄いな」とか思っていると最後に溶け残っていてがっかりすることはある。不思議なことに、よく混ぜているつもりでも起こるんだよな、あれは。なんでだろうな。