言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

クール便の氷の捨て方

 


クール便で商品を頼んだ。要冷蔵の品である。普段めったなことではそういった要冷蔵な品を注文するようなことはないのだけれど、その「めったなこと」が先日あった。牡蠣を注文したのだ。家で牡蠣を食べたくて、ちょっといいやつを奮発して購入した。
商品は無事に届き、冷蔵庫にすぐにしまわれた。後に残ったのは、発泡スチロールの箱と、冷却用の氷だった。保冷剤かドライアイスあたりが入っていることを想像していたのだけれど、実際には普通の業務用の氷だった。
困ったのは、氷の処分である。初め、とりあえずシンクに流し入れて水を流しつつ溶かそうかと思った。ただ牡蠣が入っていたということで微妙に臭いもあるし、量も多かったので現実的ではないなと思い直して、結局ベランダに全部放り出しておくことにした。隣に流れ出さないようにだけは気を付けて後は雑に放置した。
まだ夕方だったのでまあ溶けるだろうと思って後はすっかり忘れていたのだけれど、翌朝になってもガッツリ氷の形をしたまま溶け残っているのを見て笑ってしまった。その後日が出て昼過ぎには全部跡形もなく溶け切ったけれど、雪とか降るような寒さの日じゃなくてよかったな、と思った。
実際みんなクール便の氷とかってどう処分しているんだろうな。ベランダや庭に氷を捨てるような雑な対応ではなく、箱に入れたまま溶かすんだろうか。まあそれが一番スマートかもしれない。私の場合はちょうど翌日がプラスチックのごみ収集日だったので、そこに突っ込みたくて箱を乾かすのを優先した。発泡スチロールはバキバキに割って小さくしたらプラスチックごみ扱いできるのが強い。そういうこともあってとりあえず私は氷を放り出したわけだが、まあ普通に考えたらそのまま溶かしたほうが賢明だと思う。
まあなかなかクール便を頼むようなことはないので、これもある意味経験だと思う。

北国からうっかりカニとか送られてこないだろうか。よく観光地の市場なんかに行くと大きなカニとかをお土産用に送れるような感じで大きく宣伝していたりするけれど、ああいうのって実家も含めて全然買っているの見たことないな。送られてきたこともたぶんほとんどない。……あるのかもしれないけれど、まあその辺は親が何とかしていたのかもしれないな。


それにしても、やっぱり要冷蔵ということでクール便の受け取りはちょっとだけ変な緊張をした。ちゃんと家にいるタイミングで受け取って冷蔵庫に入れないとというのが大前提としてあるが、家にいたとしても電話等あって受け取れない(受け取りにくい)場合も考えられて、そういう意味で変な気を使ったりもした。要冷蔵の再配達はできるだ避けたいし、翌日すぐ食べる予定だったからそもそもそれに間に合うように受け取らないと意味がない。賞味期限もある。そう思うとなかなかに気を遣う。
今回普通に(電話先の人に待ってもらって)受け取れたが、家で仕事をしていても作業中で受け取りができないという場合も普通に考えられる。配達日時・時間を指定する際にはそのあたりの事情をうまいこと読み切る必要がある。
そういう意味では、前日までであれば配達時間を調整できるヤマトのサービスは大変ありがたい。忙しさや作業の状況などが分かれば、受け取りやすい時間帯というのも読みやすい。
クール便のように是が非でもその場でちゃんと受け取りたいものは、ちゃんと受け取れないともうそれは事故だからね。

まあただ氷が全然溶けなかったというのは、季節柄のよさみたいなところはあってそれはそれで安心した。即溶けてしまうような状態であれば、中身の状態が心配になる。外気温でもとりあえずしばらく溶けないってのは安心だ。