言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

目が悪くなったと思ったらそうでもなかった

新しいメガネを買いに行った。

メガネを買いに行く頻度と言うのは2,3年に1度くらいになるので、いつ行っても大抵久しぶりだ。そして毎度行くたびにデザインやら性能やらが変わっていてよくわからなくなる。洋服に流行り廃りがあるのと同じなんだろうけれど、店に行く頻度がまあ全然違うので行くたびに戸惑ってしまうわけだ。

ただまあ年を追うごとにメガネ自体の重さが軽くなっていっていることと、それからレンズの薄さや性能(ブルーライトカットの性能とかそういう)が良くなっていっているんだろうな、ということはなんとなくわかる。新しいものをかけるたびに、古いものよりはなんとなく良くなっている気がするからだ。まあ単純に経年劣化している古いメガネと比べて新しいもののほうが良いということかもしれないけれど、まあそれならそれでもいいと思う。新しい事にはそれだけで価値がある。

 

メガネを作る際はその場で簡単に視力検査をするのだけれど、マスクをしながら視力検査を受けると自分の息で曇りやすいという知見を得た。健康診断の時は気にならなかったのだけれど、それはメガネをしたうえでの検査だったからかもしれない。裸眼でぴったり顔をつけると、視力検査用の画面(?)により近づくから、曇りやすいんだろうな。

まあでも、鍋の蓋を開けたときみたいに曇るわけじゃないから、見え方自体に影響はなかったけれども。

しかしまあ、裸眼の視力検査って久しぶりにしたけれど、別に「C」みたいなやつの開いている方向を答えるやつじゃないのな。ぼーっと眺めていたら機械のほうが勝手にピントを合わせてきて、くっきり見えたところでハイ逆の目……と言う感じ。最初、これいつ答えるんだろう、と思って本当にぼーっとしていて、ちょっとよそ見をしたりしてしまったけれど、果たして問題なかったのだろうか。メガネを置いておく場所を探しちゃったよ。

 

それでまあ、「C」の開いている方向をこたえるやつはメガネのレンズ度数を決める時にやった。最初はひらがなで、途中から文字になった。文字のほうが圧倒的にわかりやすい。なので文字と「C」の記号を両方やるんだと思う。まあどっちにしても、はっきり見えていなくてもある程度類推できちゃうんだけどさ。ああいうのって。間違い探しみたいなもんだし。一応、本当にわからない時にあてずっぽうで答えるのはやめてるけど。

 

最初、矯正視力0.9くらいのレンズでまず見せてもらった。0.9でもそんなに見せすぎるということはなくクリアに見えるなくらいの感じだったのだけれど、もう1段階弱くしてもいいかなと思って伝えたら、「そうすると今使っているメガネと同じになりますよ」と言われてしまった。

今使っているのは矯正視力0.7くらいのメガネで、この間の健康診断では0.6くらいですね、と言われていた代物だった。

どうも目はそこまで悪くなっておらず、どちらかと言うと経年劣化に伴う見づらさ(レンズの傷とか)が原因だったようである。後、花粉の季節真っただ中だったということも影響していただろう。

「目が少し悪くなってしまったようなので新しいメガネ作ろうと思ってるんです」と最初に話していたからか、メガネ屋の人が「コンディションやその日のちょっとしたことで見えやすさは変わりますからね」となぜかフォローをしてくれた。

 

まあそれでとにかく、新しいメガネを手に入れた。度も結局0.9で作ってもらった。とりあえず半日かけてみたけれどそんなに違和感もなく、いい感じだ。デザインが多少変わったので、見た目の印象がちょっと変わったかもしれない……というくらいだろうか。