言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

残業とかつ丼


長めに残業してから帰る時というのはお腹が空いている。途方もなく空いているように感じられる。私はそうだ。おやつをちょっと食べたりもするが、空腹を紛らわすためのおやつというのはなんかこうあんまり好きじゃなくて、結局大して何も食べずに過ごしてしまう。結果、お腹が空いて仕方がないなという感じのまま帰路に就くことが多い。
21時半とかであれば通常の飲食店なら営業している……はずなのだけれど、会社の近くはどうもラストオーダーの早い店が多くて、微妙に食いっぱぐれることが多い。ビルの営業時間が短いのだ。オフィスの明かりは煌々としているのに、下の飲食店はあっさりと閉店する。そういうものだ。
ちょっと歩いて駅を通り越すと吉野屋とかすき屋とかがあってそこはいつでも開いているのだけれど、空腹な気持ち以上に早く帰りたい気持ちがあるとそういうところに行くことすら面倒になる。金曜以外はたいていそうだ。さっさと帰りたい。さっさと帰って、後ついでに何かささっと食べておきたい。そういう気持ちだ。
ラッシュを過ぎた電車は間隔があいていたり乗り継ぎが悪かったりして必要以上に時間がかかるため、途中の駅で寄り道をして食べていくというのは考えにくい。字漢字余裕があれば改札を出て食べに行くなんてこともあるが、それは定期がない以上お金がかかるし時間もかかる。

電車に乗りながら何を食べるか思案するわけだが、会社から最寄り駅まではだいたい1時間10分くらいかかるので、だんだん食べたいものが変わってくる。というかもうお腹が空きすぎて、なんかこうガッツリとしたものが食べたい、なんて思うようになってくる。さっと食べられてガッツリ、家に帰るまでにある。


じゃあこれか。

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かつ丼 + 小そばセット。全然小じゃないじゃん、となるようなもっと多い量の小そばを出してくる店を知ってはいるが、こういう普通の店の小そばの量で全然ちょうどいい。というかこれでもちょっと多いような気さえする。小そばってもっと小さくても許されると思う。レギュラーサイズ同士のそばとかつ丼を選べるわけなんだし。
ちなみに、かつ丼の場合、小かつ丼 + そば、とすることはできない。天丼や親子丼だと可能なんだけれど、かつ丼はかつの量が決まっているからか、サイズを変えることはできない。まあ全然問題はないのだけれど、ミニサイズなかつ丼を食べたい気分の時もあるのでやってくれたらうれしいな、なんて思ったり。まあこれは些細な問題である。

夜帰ってきて、21時とか22時とかに食べるかつ丼小そばセットが旨くないわけがない。昼間普通に食べるよりもずっと美味しく感じる。なんでなんだろうな、疲れているからだろうか。最後の方はボリューム的にちょっと苦しかったりもするのだけれど、でもやっぱり満足感がすごいんだよな、これ。

とはいえ時間が時間であるため、翌朝微妙にお腹が重いという時はある。そればっかりは仕方がない。ラーメンを食べるとかよりあっさり食べている気分でも、やっぱりかつ丼かつ丼である。揚げ物だし仕方がない。まあ言うほどもたれるとかお腹が壊れるとかそういうことはなくて、夕飯が遅い時間に重いものを食べたので朝そんなお腹空いていないみたいな、そういうやつ。とんかつだともっとお腹が緩くなるとかそういうことがあったりするけれど、かつ丼だとそうはならないのはなんでなんだろうな。たまたまかな?
まああれだ、22時とかに夕飯を食べて翌朝6時半とかにしっかり朝ごはんが食べられるのかといわれれば違うかな、ということなので、そう気にするほどのことではないと思っている。
小そばなしでかつ丼だけでもいいのかもしれないけれど、疲れ具合にもよるかな、それは。あまりに疲れていたらそもそもかつ丼は食べないだろうけれど、そのギリギリのところであれば、そばもつけるだろう。帰って来るまでの電車の中でかつ丼単品が小そばセットに変わるのだ。会社の近くで食べるならばそうはならないな。通勤の1時間で熟成されるんだ。なにがって、食欲というかイメージが。