言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

残業中には果物を食べよう、でもその前に19時くらいには帰りたい


残業中にPCの前で食べるご飯が美味しくない。なんでかわからないけれど、全然美味しく感じない。好きなものを食べてもダメ。全然美味しくないし、何ならすごく嫌な気持ちにすらなる。

特にカップ麺はダメだ。残業中、面倒くさくてとりあえずお湯を沸かして適当に食べるカップ麺、あれは本当に良くない。お腹が空いていれば梳いているほど良くない気持ちになる。あとはお菓子。特にスナック菓子。あれはどうもダメだ。
不思議なもんで、これが土日の遅く起きたときの昼とかだともっと美味しく感じるものだ。カップ麺は特にそうだし、それを食べた後に適当に動画でも見たりしながら食べる買い置きのお菓子とか、平日の比でなく美味しく感じられる。お腹が空いているかどうかよりもシチュエーションのほうがずいぶんと影響しているものらしい。
まあ残業中というのはどうしてもPCを見ながらになるから、食べる手は止まりがちになるものだ。電話が掛かってきたりする場合は論外だが、そうでなくても思いのほか手を止めて画面を、場合によってはキーボードを使ったりしているわけで、思いのほか食事は上の空だし、時間がかかっているものである。だからこそより美味しくないのかもしれない。

ところがまあ、最近気が付いたのだけれど、残業中でも果物は結構美味しく食べられることに気が付いた。
この間、ちょっと安かったのでデラウエア(要するに小さい種なしのぶどう)を3房も買ってきて小腹が空いたときに食べていたけれど、食後にデザートとして食べるのと変わらず食べられて美味しかった。むしろ、19時とか20時とかそういう空腹なタイミングで食べる冷えたデラウエア、あれはなかなか美味しいし、何より罪悪感みたいなものが薄くていい。1房分は冷凍してから食べたりしたけれど、それもかなりよかった。皮ごと口に含む都合上、いくつか食べた段階で川が口の中に残るのだけれど、そういうことがあったうえであれはだいぶ美味しいものだった。若干旬が過ぎてしまった感があるので、もっとたくさん買って凍らせておけばよかったなと今更思っている。
小粒なデラウエアじゃなくて大粒のブドウも良かった。巨峰をひと房貰うというスペシャルイベントがあったので食べることができたが、あれは手がべたべたになるとかそういうことを差し引いてもすごくおいしくて、良かった。いい意味で、仕事中にこんなもの食べちゃっていいんですか、いいんですね、という高揚感があった。3回くらいに分けて食べたけれど、満足度が高かった。
まあこれは私がいつのところぶどうが大好きという、そういうことなのかもしれないけれど、ともかく残業するときに食べるならジューシーな果物、これがいいな、ということがわかって多少QOLが上がった気がした。

もっともこれは、このところ毎日平均21時くらいまでは仕事をしているという、そんな状況だからである。そうでなければ別にもっと普通に食べられる。何なら今一番食べたいのはご飯とみそ汁と納豆、みたいなそういうご飯だ。漬物もある。そういうものが食べたい。でも、21時とかに仕事を終わってさあそこから、という気分にはならないし、だいたい12時から昼ご飯を食べている以上、20時とかまで何も食べなきゃ普通にその段階でだいぶお腹は空くものである。
それをどう紛らわせるのか、あるいはもう夕飯代わりに適当に何か食べるのかと、そういうことを考えなくちゃいけない時点でなんかだいぶ良くないのだ。良くない。長い労働時間、良くない。9時から仕事して21時に解放とか、普通に買い物行ったって空いてる店限られてるんだから。
それをせめて、せめて食べるならば美味しいものでと、そういう試行錯誤があってのことなのだ。

ちなみに先日たまたま手元に生八つ橋があったので食べたけれど、3つくらいで満足しちゃうし、思いのほかお腹にたまるのでちょっと微妙だった。甘いだけじゃなくてジューシーさはやっぱり必要。

嫌こんなこと研究したくないんだ。早くこの労働条件から解放させてくれ。
絶賛交渉中。