言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

厳しい花粉の季節到来


ここ数日風の強い日が続いている。天気も悪くない。そうすると大変なのが花粉である。花粉症患者にとって天気が良くて風のある日というのはかなり悪条件な日であると言って差支えない。
昨日なんて一駅分歩いて家に帰ったらもうダメだった。風が強くて天気のいい日はアレルギー症状大爆発である。
おかげでこの2,3日は目がかゆい日が続いている。朝目が覚めるとまず目やにを何とかするところから始まるし、そのうえで目薬をして目がこれ以上かゆくならないようにする。この時点での目薬は既にかゆい箇所に結構刺激があるので、さらに手で掻きたくなりそうな衝動を我慢しながら1分くらい目を閉じてじっとしている。これでようやく普通の生活が始まるわけだ。

私の中の花粉飛散バロメーターは目にある。薬を飲んでいるのは大前提として、そのうえで点鼻薬やマスクをしているので鼻はやや症状が出にくいところがある。マスクを外して飲食をしたりすると鼻水が止まらなくなるなどの発作的な症状はあるが、それ以外の日常生活ではまあまあ症状を抑え気味(あくまで私の実感だけであるが)にすることができている。しかし目はダメだ。眼鏡をしているとはいえ目はガードが緩く、そして敏感である。症状も割とすぐに出て、長く続く。
目の症状が出ているときはなかなか辛いものだ。映画を見て号泣した後のような状態がずっと続くことになるので、普通に視界が悪くなったりしてよくないし、結構ちゃんと鳴いている感じになってしまったりして良くない。別に何も悲しくなくたって目がかゆくて涙が出てしまうのだ。
目薬はそれなりに効果があるが、それ以上に効果があるのは髪を洗うことである。上着類は脱いで隔離しておくことができるが、髪というのは洗わない限りなかなか付着した花粉が消えてくれない。なので私は家に帰ってきて目がかゆい時はもう頭だけでもいいからお風呂に行って洗ったりする。洗面台でもできなくはないが、顔はともかく頭を洗うようにはできていないので姿勢は厳しいし水滴も跳びまくるのであんまりやらない。急いでいる時だけ。理想はそのまま入浴してしまってもいいのだけれど、そうするのはさすがに面倒なので頭だけをせっせと流す。
髪を洗ってしまえば結構あとは快適である。目薬を差しておとなしくしておけば自然と気にならなくなってくるわけだ。

……とまあ家にいる時はいいのだけれど、困るのは外出先である。特に仕事中。昼ご飯を食べて仕事場に戻ってくると結構目や鼻がやられていることが多い。ビルから出ずに済ませても同じだ。先日とうとうポケットティッシュではなく箱でティッシュを買って席に置いた。定期的に鼻をかんでうるさくて申し訳ないと思いつつもどうしようもないので鼻をかみながら仕事をしている。
まあ昼食後の1,2時間くらい経過すればだいたい症状が治まって来るのでそれまでの事だ。
髪を洗ってすっきりしたいのはやまやまだけれど、さすがにそれはできないので我慢するほかない。通勤時にそこまで花粉に晒されることはないし、食事中も基本屋内だから何とかなっている。


まだ花粉シーズンはピークを迎えていない。最初の山場に差し掛かった程度である。もうすっかり体感はしているのに、これからが本番という悪夢。
今年の花粉飛散量は非常に多いと気象庁が見込みを出していたが、本当に今それを体感している。前年比で量が多いというのはまあわからなくもないが、例年日でも200%とかいう数字を出していて嫌な気持ちになった。これからずっと厳しい戦いが続いていく。
今の時期外出しているときにマスクをしていない人を見かけるが、そういう人は花粉症じゃないんだろうな。私はGWまでは少なくともマスクをしないと外に出られない。