言葉のリハビリ場

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花粉の季節の終わりが近くて

花粉の季節が終わりを迎えようとしている。スギ花粉はもちろん、ヒノキに関してももうそろそろ終わる頃だろう。
花粉飛散量に関して言えば今年はなかなかのものであったが、やはりその花粉を浴びる機会が減ったためか、目や鼻に大ダメージを受けた日というのは数えるほどしかなかった。
例年であれば、ちょうど真っ盛りにお花見をしたり、あるいは野外で野球観戦だとかそういうことをして、そこから2,3日ダメージを受けたりするのだけれど、今年はそういうイベントもなくそのまま過ぎていったことも、花粉症の症状的には良かったことだと思う。
昨年に引き続き、あまり大事に至らなかったことはとても良かった。

花粉の季節が終わりを迎えようとしても、マスクを外さないということも良い方向に働いている。例年、飛散状況を確認して「そろそろ大丈夫かな」と思ってマスクを外してみては大変な目に遭うということを繰り返していたからだ。それが去年、今年と起こりにくいということはかなり大きな要素である。
花粉症の症状が悪化する原因の多くは要するに自爆であるということでもある。

わかりやすい自爆の例としては先に挙げたように外で行うイベントだ。特に、マスクを外しての野外飲食である。花見はもちろんのこと、野球観戦も野外スタジアムならマスクを外しての野外飲食を伴うわけで、これがまあ実のところかなり危険な行為であるということだ。
さらに厄介なことに、症状は後から追いかけて出てくるものなので、しまった、と思ったときにはもう遅いのだ。家に帰った時にどうしようもなくなっているとかは早い方で、たいてい夜寝ようとしているときとかに症状がひどくなってくるもんで、まあそうすると良い気分では寝られないわな。これが辛いんだ。

ややわかりにくい自爆の例は、主に旅行中にあったりする。ホテルの部屋が結構危ないんだよな。家だと、帰ってきたときに体に付着している花粉を上着から落とすような作業があるほかに、窓を開ける時間を極力減らして、部屋の中に花粉が入り込みにくい状況を作っている。でもまあ、ホテルの清掃はちゃんと窓を開けて実施するわけなので、屋内だと思って油断していると鼻水が止まらなくなったりするんだよな。
これはもう仕方のない事なので、この時期は割り切って過ごすしかないんだけれど、沖縄や北海道のようにスギ花粉の大規模飛散がない地域に出かけるという手もある。避暑ならぬ避スギ的な。
でもまあこれでも自爆したことはあって、北海道の南部である函館で調子に乗ってマスクを外していたら、あの辺は青森も近いし少ないとはいえ普通に花粉が飛散していて大変な目にあったことがある。室内との寒暖差が大きいだけに、鼻水が出やすい条件は元々整ってしまっているが、それにしたって盲点だった。北海道にスギ花粉がないわけではない、というわけだ。北海道は広い。札幌では大丈夫だった記憶があるのだけれど、まあそれも4月末だったし正直わからないね。

まあつまり、そういう自爆が少ない去年と今年は、ある意味自分の身のためになっていたということでもある。自社的には3月とかが一番休みを取りやすい時期(というか消化していない有休を取らされる時期)だったりするし、スポーツとかもちょうどシーズンが始まって観戦しに行きたいような時期なわけで、まあしょうがないんだよね、例年なら。
翌年以降世の中がどうなっていくのかとんと見当もつかないところだけれど、色々行けるなら行きたいところもあって、また花粉とのチキンレースは起こりそうだ。