言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

健康診断


今年も健康診断の季節がやってきた。12月頃から受けることができるのだけれど、私の場合だいたいこの2,3月の間に受診することが多い。年末年始などは何かと忙しく、予約も結構埋まっていて取りにくいのだ。今くらいの時期がちょうどいい。
例年は平日の午後というわけのわからないスケジュールで受診していたのだが、今年はなんと土曜日の朝から受けることができた。いつも朝食はギリギリ食べてもいいもののそこから13時とか14時からの受診まで飲まず食わずで仕事をしてから出かける、というなかなか厳しい感じの一日を過ごしていたが、そうでないだけでだいぶ気分的には楽である。
まあ今年は昨年までとクリニックが変わった、というのが大きいかもしれない。去年までは2箇所くらいから会場を選ぶ形式だったのだが、今年はそれが4か所くらいに拡大されたのだ。去年までの会場はいつ予約を取ろうとしても午後しか空きがないという謎設定で、もしかしたら私の会社の人は全員午後にしか受診できない設定になっていたのかもしれない……というくらい、相談もしていないのに自分の会社の人に遭遇しまくる検診会場だった。
今年は家から近い会場が追加されたのでこれ幸いと予約を入れたら、土曜に予約が取れるうえに朝9時から受診できるというではないか。どうせ平日の午後しか開いていないんだろうと身構えていたから拍子抜けしてしまった。まあ普通、健康診断って朝からやるのが普通だと思っているので、その普通に戻れたというわけだろうか。平日の午後受診なんていつ行ってもスッカスカで3人くらいしか待機していないイメージしかない。とにかくお腹が空いて仕方がないので行きがけに見た飲食店に思いをはせながら受けるのに、健康診断終了後の15時とかだとランチも終わっていてちょっと寂しい思いをするんだ。

金曜の夜にパッと飲みに行けないな、などと思ったが、普段そんなに金曜日に派手に遊んだりしないので、いつも通りと言えばいつも通りだった。まあ夕飯を早く食べすぎて夜寝る時にお腹が空いてグルグル音がするというようなことはあったが、翌朝起きた段階では別に普通の朝の感じに戻っていたので大丈夫だった。

まあそんなわけで今年は土曜の朝から受けに行った。
割とコンパクトな施設だったので、待ち時間があまりないスムーズな受診だった。特に大の苦手かつ昨年ひどい目に遭った採血(左から血を抜こうとするも血管に刺さらず針を体内でグリグリした揚げ句結局右に刺しなおして採血する)がそんなに手間取らず済んだのが良かった。まあ相変わらず血管が見つけにくいようでだいぶ腕をさすったり強めに圧迫したりされたが、何度も針を刺されたりグリグリ動かされたりはしなかった。血を抜いている時間が長くて指先の方がしびれてきたせいで「自分の意思とは関係なく手が動いたりしないだろうか」みたいなことを考えたりもしたが、大丈夫だった。
ただあらゆることがスムーズ過ぎて、止血のバンドを巻いているうちに問診や心電図の検査を受けたりしたのは驚いた。待っていなくていいんだな、ああいうのって。私は採血した右手をなんとなく伸ばしながらの変な格好でそれらの検査を受けた。

おかげで9時が受診開始で終わったのは9時40分くらいだったと思う。最初の受付で5分くらい待ったのが体感的には一番長かった。あとは全然急がなかったから更衣室とか。なので本当にあっさり終わった。
終わったら少し早い昼ご飯を食べて帰ろうかなくらいに思っていたわけだが、だいぶ早かったのでほぼ朝ごはんの時間である。開いている店を探していたらやよい軒がもうやっていることが分かったので、10時くらいのタイミングで食事をして、それから少し用事を済ませた後でコーヒーとアップルパイというおやつを食べてから帰ったが、それでも家についたのは12時少し前だった。一日が長くていい感じだった。

まあとりあえず受診は終わったので、あとは結果を待つのみである。悪いところがないといいけれど。