言葉のリハビリ場

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カーテンのランナーが2連続で壊れた


カーテンのフックが外れているのに気が付いたので掛けなおそうと思って近づいたら、フックが外れたわけではなくレール側のランナーが根元から折れていた。特に持ち上げたりもしていないのにフックが外れるわけがないと思っていたので納得したが、そのままだと格好が悪いままなので余っているランナーを端っこから流して掛けなおした。
これで大丈夫、と思ったら1週間くらいたってすぐに掛けなおした側のランナーも根元から折れた。なんということだ。今、我が家のカーテンは1箇所だけどこにも引っかかっていないだらしない状態で釣り下がっている。

我が家のカーテンはそれなりに厚手のものを使っている。完全遮光というほどではないが、それなりに遮光性のあるカーテンだ。なのでたぶん、普通よりも重いのだと思う。毎朝それを開けたり閉めたりするわけだから、劣化するのもわかる話だ。特にカーテンを開ける時なんてそれなりの勢いでざっと開くわけで、負担がかかりやすいのかもしれない。恐らく新築時からカーテンレールなんて変えていないだろうから、築10年以上であることを考えてもそう変なことではないのかもしれない。
今は1か所だけだがそのうち複数ダメになったら新しいものを買ってきて交換しないと、他の部分に負担が行って全部だめになってしまうかもしれない。

カーテン用のランナーというのは、調べてみると単品で売られているものであるらしい。レールの端っこがネジで止まっているだけなので、外してしまえば入れ替え等もできるものなのだ。とまあ調べればそれくらいのことまでは分かるのだけれど、じゃあそれを今やろうか、という気分には全然ならないものだ。面倒だからだ。休日にでもランナーを買ってくればいいのだろうけれど、どうも面倒くさく感じてしまう。すっかり壊れてしまったわけではないというのがミソで、今すぐ困るものではないからまあいいやと思っているうちにしばらく放置されてしまう。
こういう修理系の行為はそもそも材料を集めるのに1ターン、そして直すのに1ターン……みたいな感じで考えてしまうので、面倒くささが加速する。買ってすぐ直せばいい、なんてことは重々承知の上だが、買い物に行って荷物を置いてうっかりトイレにでも入ってしまったらまあその日はやらないだろう。勢いのままカーテンをレールから外すくらいのことまですれば、そのあと多少寄り道しても、外が暗くなる前にはカーテンを閉めたくなるのでやむなく重い腰が上がる事間違いなしだ。
何でもそうだけれど、とっかかりだけ手を付けて後戻りできないところまでやっておかないと、いくらでも先延ばしにしてしまう。

しかしまあ改めてカーテンレールというやつをまじまじと見て見ると、思いのほか華奢に見える。ランナー部分が存外の脆さというのはよくわかったが、レールもまた大した強度はなさそうに見える。
実際たぶんそうなんだとは思うけれど、カーテン以外は何もつるしてはいけないし何も乗せてはいけないのだと思う。よく猫を飼っている家では上に乗らないように対策をするというが、まあそうだろうな、と思えるくらいには細いし支えも少ないように見えるものだ。そのくせレースのカーテンと普通のカーテンとで2枚掛けられるように2本並列でいい感じに並んでいたりしたら猫が乗りたくなるのもわかる気がする。でもきっと、割とすぐにゆがんだり壊れたりすると思う。

ランナーが壊れているうちはまだいいけれど、レールが壊れたらだいぶ面倒くさそうだ。壊れ方によっては壁ごと修理が必要になるかもしれない。面倒くさすぎる。賃貸住みなので、そうすると管理会社にまず連絡をしないといけないだろうか。嫌だな。面倒だな。私がこの家を引き払うまで無事でいて欲しいものだ。