言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

体重計が欲しい気がしてきたので背中押してほしい


欲しいけれど全然買っていないものに「体重計」がある。あったらいいなとは思うものの、機会を逸し続けてもう1年半は経過してしまった。
生活必需品ではない。娯楽のためのものでもない。……となると、どうにも優先度が低くなってしまい、今に至るまで購入に踏み切れずにいる。
体重計に対して好きとかそういう感情があるのかはわからないけれど、温泉とか銭湯に行った時は必ず乗って体重を計るものだ。そういう意味では結構好きなのかもしれない。
己の体重に関しては全く好きではないのでできれば見たくないような気はするのだけれど、だからと言って全く意識しないわけにもいかない。好きで計っているわけじゃないけれど明らかに好きで計っているというそんな数字が体重と言うやつである。

先日、ちょうどコロナで療養する前に大浴場の脱衣所で体重計に乗った時、見事キャリアハイを達成していたのを覚えている。過去最高体重。心当たりしかない。
最近ちょっと食事量に対しての許容量が大きくなってしまっているような感じは確かにあったのだ。ボリュームのある中華料理屋の定食を普通に平らげられてしまったり、ラーメンに肉丼をつけてしまったり。普通だったらちょっと食べ過ぎで苦しいかなと思える範囲であっても、何回か繰り返すうちに許容されて行ってしまうという流れがあるのだけれど、絶賛大食い週間に入ってしまっていた。だいたいよく考えたらこの体重計に乗った日の昼は牛タンを食べてご飯をガッツリお代わりしていた。そりゃあキャリアハイにもなるわけだ。なるしかないわけだ。
過去何度もマズいマズいと言ってきたがとうとう過去最高体重ではいよいよもってマズいと思い直し、野菜をたくさん買って鍋とかを食べるようにしようと決意したあたりでコロナウイルス陽性という憂き目に遭ってしまった。そのため、ヘルシーな食事どころかまともな食事ができなくなり買っていた食材が全滅する(白菜だけ1週間放ってあるけれどあれだけはまだ食べられそうな気がしている)という事故を起こしてしまった。まあ仕方のないことである。
喉が痛くて食事ができなかった期間はほとんどジュースとゼリー、それ以降も今に至るまで食欲不振が続いており、食べる量と言うのは確実に減っている。常にお腹の調子が変で、ずっと慢性的にお腹が空いているんだか空いていないんだかわからないような状態で、でもたくさん食べると下すし気持ち悪くもなるというありさまである。
状態としては最悪なのだけれど、体重的な意味ではもしかしたら結構減っているんじゃないか、というあまり良くない方向での期待をしてしまっている自分が居る。我慢しているとかではなくて物理的に苦しいから入っていかないという状況は、自然と食事量が減っていき、体調が戻ってからも過剰に食べずに済むのではないか(=大食い習慣が抜けるのではないか)と考えられるからだ。

実際のところ、見た目ではよくわからない。痩せた感じはしない。全然しない。正直さっぱりだ。毎日まじまじと己を見つめているわけではないのでよくわからないというのが本音である。
まあだって、療養中はほとんど家の中でも動かない生活をしていたわけで、食べない以上にエネルギーを消費する状況ではなかった。使わなければそう劇的に変化があるわけもないだろう。

だがまあ、地齋どれくらい体重に変化があるのかということは気になるところである。とうとう体重計を買う時が来たのかもしれない。ちょうど出かける予定がいくつかキャンセルになってしまって浮いたお金とかもあるわけで、有意義に使う手段としては体重計と言うのはいいかもしれない。

いろいろ体重計にも種類があるけれど、3千円くらいのものを買えばいいか……みたいな感じで簡単に考えていたら、いろいろ機能があって俄然目移りしてしまう。特にスマホ連動機能、これは実に面白そうだ。体重といくつかのなんか数字が計れて、それをスマホで管理出来たら結構いい感じにモチベーションになりそうな気がする。
ただ3千円くらい出すと本当に普通に体重とかを図る、脱衣所に置いてあるちょっといい感じのやつになるが、3倍くらい出すとスマホ連動機能が付いてくるというなかなかのお値段の幅である。なんか知らんけれど筋肉量とかも計れるらしい。どういう理屈なんだろうな、あれって。重さは乗るからわかるけれど、体組成とかってどうやって割り出しているんだろう。その辺の仕組みが気になるのだけれどまあ一旦他所に置き、とりあえず1万円くらい払うとそれくらい素敵なものが買えるらしいということがよくわかった。
純粋に今ガジェット欲が刺激されている。思い切って買ってしまおうか、どうしようか。もう少し早めに買えばブラックフライデーとかその辺に合わせられたのにとかそういうことも思うけれど、遅すぎることもないよな、と思う。
誰かもうちょっと背中を押して欲しい。頼む。