言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

ロキソニン信者になった話

 

6日に発熱してから5日経った。
正直一昨日くらいまでは熱があったものと思われる。思われる……というのは、辛い時に要所要所でロキソニンを飲んでいたため、実際に下がったのがいつなのかあまりよくわかっていないためである。昨日の朝初めて「確実にこれは熱がない」と体感したけれど、それより前に下がっていた可能性はある。
ロキソニンという薬は偉大だ。私はそれを強く実感している。そもそもこれまでの人生であまりロキソニンにお世話になったことがなかった。解熱鎮痛剤は使うけれど他のものばかり使ってきた。ロキソニンは最後の砦的な印象が強くてこれまで手を出したことがなかった。勝ったことがなければ処方されたこともなかった。カロナールとかはよく処方されていたのだけれど、ロキソニンは今回初めて処方された。
処方された時「熱がつらい時と、のどがつらい時に使ってくださいね」というようなことを言われて、まあそうだな熱が全然引かない時に使おう……と考えていたので、初回の使用時は熱がぶり返してきて辛い時だった。

先日も書いた気がするが、37℃台の熱は、座っていても問題なく過ごせるのだけれど、38℃台になると座っているのが辛くなる。熱が出た初日(6日)の夜は39℃あってもう本当にどうにもならない感じだったが、それ以降の日は37.5℃~38.5℃をずっと行ったり来たりして、それを座れるかどうかで予測したりして過ごしていた(判断力が低下している中での変な遊び)。まあそれくらいの余裕があると思っていたのだけれど、3日目(8日)に何度も寒気が出て布団に繰り返し入るのが辛くなり、さらにこの日それまであまり強くなかったのどの痛みが激しくなって一気に気分が悪くなり、じゃあいよいよラストエリクサーロキソニンの出番だな、ということになった。
そうしたらば、一気に楽になった。薬で無理やり熱を下げているんだな、という感覚はもちろんあるが、それでも熱があるのとないのとでは大違いである。一つ何かしようと思っても布団の中でもぞもぞ逡巡を繰り返していたのに、それがなくなって急に普通に動けるようになった。ので、大急ぎで風呂に入って洗濯をして、あとついでに冷凍うどんをチンして食べた。それまでゼリーとジュースをのどの痛さに耐えながら摂取していたのが嘘のようだった。ロキソニン最高。ただ確実にドーピングしている感があったので、薬が切れる前に就寝した。
翌朝起きたら当然薬が切れているので、熱もあるしのども馬鹿みたいに痛かった。でも、ロキソニンを飲めば一時的でも楽になれるということが分かったのは収穫だった。
それからあとはもう、いつロキソニンに頼ることにするか? という話になったのだけれど、ロキソニンを使わない時間帯は食事ができないどころか怠くて動くのも億劫と言うことで早々に我慢するのをやめた。昼にだけロキソニンを飲めば午後は動けるしそこで夕飯まで用意してあとは寝るだけだし大丈夫だろう……なんてことをしたら、夜全然眠れなくて(のどの痛みとかで)後悔した。
だからもう熱のあった最終日(昨日)は全く我慢せず最大量のロキソニンを飲んでゆっくり過ごした。咳止めの薬に眠気を誘発する作用があったので、ロキソニンで熱とのどの痛みを抑えた私は一日中寝たり起きたりを繰り返しながら過ごした。まあでも本来調子の悪い時ってそうやって過ごすものだ。

今日はもう起きたら熱がなかったので、ロキソニンは使っていない。のどもそう言えばほとんど痛くないし、だいぶ良くなったようだ。でも私はこの数日ですっかりロキソニン信者になり果てた。これからも頼ると思う。

しょうがないので明日から仕事に復帰(在宅勤務)するけれど、今PCの前に座っていて思うのは、まだまだ万全ではないな、と言うことだ。体力がどうこうとか症状がまだあるとかそういうこともあるけれど、座ってPCの前にいるだけで結構違和感がすごい。PCじゃなくてモニターだけでもそうだ。熱が37℃台の時はたまに暇すぎてゲームをやったりしていたけれど、いつもの倍くらい疲れたりして長くはやれなかったが、その感じがまだある程度残っているようである。倍くらい疲れる。
幸い、明日はそんなに忙しくなさそうな感じの事を聞いているのでのらりくらりでやれたらいいなと淡く期待している。
まあ、また熱が出たりさえしなきゃなんでもいいや。