言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

花粉到来で耳鼻科大混雑


花粉の季節がやってきた。嫌な季節だ。
まだまだ早いだろうと思うかもしれないが、正直今年はもうガッツリとシーズンに入っているように感じられる。私の場合は鼻が反応するより前に目に異変がやってくるのだけれど、朝起きたときに目やにがたまっているような感覚があって「これは来たな」と思うに至った。
そういうわけで先週から花粉用の薬を飲んでいる。1月の末くらいから毎年始めているけれど、決して早すぎるということはないと思う。逆に遅いんじゃないか、と思うようなこともあるくらいだ。まあでも大体1月末くらいで間に合う感じはある。
花粉用に出されるアレルギーの薬というのは飲んで即、効き目があるというわけではないのが厄介なところだ。飲み続けてようやく効果が出てくるので切らさず飲み続けるようにと毎年毎年口を酸っぱく医者や薬剤師に言われるわけだが、まあ全くその通りなのだ。本当に即効性はない。ただし、副作用は残念ながら速攻で出てくる。近年眠くなりにくいように薬が改良されていってはいるが、飲み始めの時期はどうしても朝起きにくくなったり怠かったりというようなことはまだあるのだ。飲み始めが一番強く出る。生活に支障があるほどではないが、ただでさえ寒くて起きにくいのに朝頭が重いような感覚があるのは毎年の事ながら面倒ではある。飲み続けているうちにだんだん気にならなくなってくるものだとはわかっているけれど、この最初の1,2週間くらいは薬を飲むのがちょっと嫌になる。
まあただそうであったとしてもやっぱり薬は効くものだ。花粉によるアレルギー症状の大爆発をだいぶ軽減させてくれる。どうしてもシーズンのうち何回か大爆発してしまうことはあるのだけれど、回数や程度を減らせることには大きな意味があるものだ。

そういうわけで今年も耳鼻科に行って薬を処方してもらってきた。
初回は2週間分しか処方されないということもあり、先々週と先週の2回行ってきた(残り1週間であれば追加の薬を処方してくれる)。どちらも午前中に行ったのだけれど、耳鼻科はどちらの日でもそこそこ混雑していた。そんなに広い待合室ではない中で、待合室に用意された座席(1席空けになっている)の8割は埋まっていた。座っている人で10人はいたと思う。並んでいる人も4,5人と規模にしては多い。完全予約制にしていてこれなのだからやっぱり花粉のシーズンともなると耳鼻科も大変だな、と思った。
座って待っている人は診察や処方箋を待っているわけだが、並んでいる人にはそうでない人もいる。普通に電話で問い合わせたらいいんじゃないかというようなことをわざわざ受付にまで並んで聞きに来るような人がいるわけで、そういう人にも怒ったりせずに普通に対応していてすごいなとも思った。まあなんか「予約してないけれどPCR検査を受けたいんだ」みたいにゴネだしたりしたら怒るかもしれないけれど、それをさせないような感じで優しくきっぱりと断っているところを見るとよほどこの2年でそういった対応を積み重ねてきたんだろうな、という感じはある。
それだけ人がいっぱいでも、ちゃんと予約して予約通りの時間に行けばそんなに待つこともなく診察を受けられるので助かっている。耳鼻科に到着してから薬局で薬を出してもらうまで30分ちょっとで済むのはありがたいものだ。
早めの時期に耳鼻科に行くというのは診察時間を減らせるというメリットも実はある。というのも、あんまりひどく症状が出ているとまず耳鼻科で治療をしてもらえてしまうからだ。悪いことではないしかえって良い事なのだろうけれど、まあそうなるより前から薬を飲んでおけという話でもあるわけで、治療が発生しないならそれでいいのだ。

まあまだ花粉の季節は始まったばかりである。どうにかして症状を抑えつつ、うまい事今年も付き合っていきたい。