言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

寒くなってきたので部屋を暖かくしてアイス

 

今日はなんか寒いなと思ったので迷わず暖房を掛けた。ちゃんと外が寒いから設定温度20℃でも全然普通に暖まる。
暖まりすぎてなんとなくアイスが食べたくなってきたので、あずきバーを食べた。6本入りだったかをこの間買ってきたのだけれど、1週間ちょっとで食べきってしまいそうな勢いだ。寒い日に暖かい部屋で食べるアイスには喜びが詰まっている。

暑い季節は家で食べるアイスは大抵果物系列だった。アイスの実とかそういうやつ。あとはアイスボックス。ああいうさわやかな奴が一番いい。
家に持ち帰る間に溶けてしまわないかいつも真夏は心配になるけれど、なんとなく四角くないアイスは別に多少溶けても大丈夫な気がして選びがちだ。外で食べる時はコーンに入ったソフトクリームが一番好きだけれど、家だと全然傾向が違う。
秋になってからはぶどうを凍らせて食べていた。ぶどう味とかそういうことではなくて、ぶどうそのものである。凍らせた種なしの小粒ぶどう、デラウェアは結構美味しい。皮が邪魔なので口の中で剥きながら食べていたけれど、正直丸ごと食べてしまってもいいくらい。もったいないからと今年は巨峰とかでは試さなかったけれど、来シーズンはぜひやってみたいものだ。
まあとにかく多少暑さのあった季節は果実を中心としたさわやか系を食べていたけれど、冬になると別にさわやかなものじゃなくてもいいかなと言う気持ちになるから面白い。あずきバーだけじゃなくて、雪見だいふくだってそう。普段あんなに甘さ一辺倒のものはあんまりたくさん食べられないなと思って果実系に活を求めているのに、寒い日のアイスにだけはそういうものを求めない。不思議だけれどでもそうなのだ。別にどんな季節であれあれば食べるけれど、積極的に食指が伸びるのはそういう傾向がある。

あずきバーは相変わらず今日も固い。ガチガチな感じが前歯から伝わって来る。でもわりとすぐ、柔らかさが出て来る。そう長いことまたず、新幹線で食べるアイスクリームよりもずっと短い時間で食べられるようになる。真夏の炎天下で食べる、溶けるのが先か口に放り込むのが先かみたいなみるみるうちに形を保てなくなっていくアイスと違って、暖かい部屋で食べるアイスには咀嚼の余地がある。
あずきバーはあずきが入っているのでむしろちゃんと噛んだ方がいい。皮があるから消化とかにたぶん影響する。ぼりぼりと口の中で崩すようにして食べるあずきバー、地味で普通かもしれないけれど堅実にちゃんと美味しくて好きだ。
夏でも売っているはずなのに、意外と食べない不思議なアイスそれがあずきバー

まあたぶん私だけだとは思うけれど。

寒くても所々で身体が暖かく、暑く感じる場面と言うのはある。例えばお風呂上り。お風呂から出た後はやっぱり火照っている。5分くらいはなんだかんだで薄着で過ごしてしまったりして。でも夏ではないから冷えては来る。その合間にアイスを食べるのはさすがに厳しいものがある。身体を拭いて服を着ているうちに結構寒さを感じるようになる。アイスを食べるのはそのあと、部屋の暖房をつけて5分ごとかだ。暖房の近く、一番暖かいところに陣取っているとさらにいい感じだ。顔のあたりが暖まってきたら、アイスの時間だ。今日の私がそうだった。

あずきバーがなくなったら次は何を買ってこようかな。どうしても箱で買うことになるから一気に6本とか冷凍庫に入ることになるけれど……雪見だいふくみたいに小分けのやつにしようかな。きっとそれなら場所を取らなくていいや。

こういう時、本当に怖いのは「飽き」なのだ。アイスは本当に長いこと冷凍庫にしまっておけるので、いつの間にか風景と化してしまう。
実際、今冷凍庫には1年前に買った抹茶のアイスクリームが1つだけ残っている。賞味期限もまだ問題はない。でも、でもなんとなく手が出ないでいる。ワクチンの副反応に備えて普段あんまり食べないタイプのアイスを買ったのが良くなかったんだな、と思って早一年。まあまだチャンスはある。