言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

今月はそれなりに大変だった


気が付けば7月も終わりだ。
いつもならば今月もあっという間だったな、というような感想を抱くのだけれど、今月に関してはもう本当に長かったなという感想のほうが強く出て来る。7月の1日の事なんて遠い昔のことのようだ。

今月から仕事のプロジェクトを異動になって新環境、という事であったが、そういった状況に置かれるのが3年ぶりということもあり立ち上がりなかなかに苦しかったものだ。勝手がわからないというのがこんなに面倒なことだったか、と以前を振り返っても見たが、よく考えたら私は6月までプロジェクトで一番の若手であった。一番の下っ端だからとりあえずわからなくても何とかなったのだ。
今は違う。リーダーを除いたら一番経験年数が上の人間になってしまった。説明をされるのは私、理解してメンバーに伝えるのは私、メンバーから質問を受けるのも私。もちろんどうにもならなければ割と気軽にわかりそうな人に質問を投げてしまうタイプなのでそれは継続してるが、とはいえある程度自分でわかりそうなことは自分で返答していかなければならない。それもある意味仕事のうちだからだ。本当に同じ説明を聞いていたのだろうか? というような質問を受けると一瞬ガクっときたりもするが、新人時代の私だってきっとそうだっただろうと思って適当にやり過ごしている。実際、同じ説明をされても前提知識があるかどうかで理解度というのは変わっていくものだ。
まあでもそれはそれとして、人に教えながら自分も仕事をする、というのは疲れるものだ。もともとマルチタスクタイプではない人間なので余計に疲れがたまる気がする。今月の前半はずっとそういうところの闘いだった。ようやく最終週くらいになって作業の規模間とかスケジュール感がつかめてきて多少慣れてきたような、そんな感じである。まだわからないこともたくさんあるけれど、前よりは手探り感がなくていい。
現行踏襲と過去事例の参照、これが一番正解に近づきやすくてかつ「なぜこうなったのか」が説明しやすいので重宝している。根拠のある間違い方って結構大事だと思う。今まで踏襲する過去事例がなくて(何も整備されていなかった)適当に0からひねり出して作る……みたいな仕事ばっかりやってきたので、長く続いているプロジェクトで過去の資料やテンプレが充実しているという環境は真反対の環境ではあるが慣れれば悪くないかもな、と思い始めているところである。

今月の半ばから在宅での仕事に戻って対応しているのだけれど、重宝しているのがチャットツールでのやり取りである。Enterで送信されてしまうので良く誤字ったり半角英数で打ったりしている時に誤って送信してしまうことがあるという欠点はあるが、長年同じツールを使っているであろうリーダーも良く誤字ったままメッセージを飛ばしてくるのでそういうものだと思って開き直って使っている。スピード重視というわけだ。伝わればいいし、ダメなら画面共有しながら通話できるツールもある。電話でもいい。メッセージのやり取りができるのがメールだけじゃないというのが本当に楽でいいなと今月は強く思った。

ただ弊害は合って、仕事中に大量のチャットのやり取りをすると、その日はもう退勤後に何も文字を打ちたくなくなるという気分になることである。
文字を打っているだけで疲れてしまってそれ以上何もしたくなるのだ。休日はいいのだけれど、平日はなんというか「口が回らない」ではなく「指が回らない」みたいな感じになってしまっている。
まあ単純にいつもより仕事時間が長いので疲れているというのはあるのだけれど、今こうして休日の日中に文章を書いている時間というのは平日の夜のそれとはだいぶ違ってだいぶ指の回りが軽くて誤字も少ないものだ。明確に違うものである。だからと言ってたくさん文章が書けるかというとそれはまた別問題なのだけれど、PCと向き合う時のハードルみたいなものがだいぶ低い気がする。

平日はもうなんというか、これ以上頭も使いたくないしぼーっと動画でも見て過ごしたいなという欲が強く出てしまうことが多い。あとまあさっさと寝たいし。

とりあえずもうちょっと来月なんかは仕事に慣れて楽になるといいんだけどな。身体の5割くらいの力を使うくらいで仕事を済ませて、それ以外の空き時間とかに注力したいものである。まあそううまくはいかないんだけどね、時間や暇があってもだらだらする時間は生まれてしまうものだ。

そうできた人間ではないというか、何もしないだらだらした時間をどこかで求めている自分が必ずいるわけで。