言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

口内炎の位置が悪かった

先週はそもそも忙しくて不摂生気味の1週間だったが、それと時を同じくして口内炎が前歯と唇の間みたいなところにできてしまっていたためにテンションが下がりに下がってしまうという1週間でもあった。
場所のせいで食事の時は結構支障があった。触らないようにして食べるというのは無理に近かったので、我慢しながら食べた。せっかく普段行かないようなところで食事ができる機会があったわけなのに、口内炎が気になるとあまり楽しむ余裕がなかった。
食事以上にきつかったのが、歯磨きである。歯を磨いているときにいちいち口内炎の箇所に当たったりしみたりして厄介だった。前歯を磨こうとすると普通、唇と歯の間に歯ブラシをあてに行くわけだが、それが口内炎の位置とモロに重なってしまい最悪なのだ。
土曜日の朝くらいになってようやく気にならなくなった程度なので、ちょうど1週間くらい居座ったわけだ。忙しさと相まって本当に気分が下がったものだ。

まあでもそういうものの反動なんだろうけれど、金曜日の夜にとんかつを食べたときは、気にならないくらいゆっくり丁寧に食べることができたので本当に美味しく感じた。毎日さっさと帰ってさっさとご飯食べてさっさと寝て……みたいな感じだったので、そこから解放されてゆっくりと食事を取ることができたことだけでもだいぶストレスの解消になったと思うのだけれど、口内炎を気にしなくて良いようにゆっくりと食べられたのも良かったと思う。
家に帰る時間は22時半とかになったけれど、翌日6時に起きる必要がない時点でもうだいぶ気楽だった。

ぐっすり眠って、土曜朝は遅い起床。起きてすぐ、口内炎がほとんど治っていることに気が付いてまたちょっとテンションが上がった。薄い膜で覆われているくらいの状態だったので変に触ったりはしないようにしたけれど、普通にご飯を食べても痛くない、それだけでちょっといい気持ちになった。
まあ平日の疲れのせいか身体が重くて、外出時はいつもよりもゆっくり歩いたりしたけれど、休日なんだからと別に気にならなくてよかった。疲れやストレスも影響はもちろんあるけれど、口内炎という口の中のたった一部分の炎症なのに精神的にちょっとずつ削ってくるデバフのようなものが一番蓄積してダメージを与えて来るものなのだ。
できないに越したことはないのだけれど、気を付けていてもできてしまうことはある。今回はあんまりできたことに心当たりはないが、まあその前の週もそれなりに忙しかったし、食生活が適当だったからかもしれない。後は何か物理的に傷ができてしまったのがきっかけとか。まあほんと、原因はいろいろあるし、どれもありそうではある。そういうものだ。

身体のちょっとしたイレギュラーというのは、事象自体がささやかな問題でも、意外と気になったりして変なダメージが入るということである。頭痛とかはもちろんだけれど、もっと些細な、例えば紙で指先を切ってしまったとか、靴ずれができてかかとの上の皮膚がむけてしまったとか、そういうこともまたずっと蓄積ダメージのようなものを与えてくるわけである。
たまにしか起こらないこと、起こさないことであるからこそ、久々に「またやってしまった」という感覚から気持ちにデバフをかけてくるような、そんな気がしてならない。多少気にしながら生きてはいるんだけれど、事故みたいなことはどうしてもあるから難しい。

まあとりあえず口内炎は治ってくれたので一安心、しばらく再会しないようにビタミン摂取には気を使いたいところ。
そんなことを言っていてもなってしまう時はなってしまうのだけれど……今回よりももうちょっと地味な、せめて歯ブラシの当たらないところとかのほうがまだマシなので、そういうところにできてくれれば……なんて思うけれど、そういうところは傷もつきにくいしそもそもリスクが低いというかなんというか。良く使うしいろいろなものと接するからこそ起きやすい、そういうことはあるよね。