言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

口内炎がようやく治りかけてきた

口内炎がようやく治りかけてきた。まだ見た目は白いところも残っているが、強く触らない限りは痛みもなくなってきた。
7日、つまり丸々1週間くらいは苦しんだ。長かった。まあこれくらいはかかるだろうな、とわかってはいても、やっぱり1週間経過するまでは非常に長く感じるものである。毎日毎日些細なことで痛みが走ってそれだけで嫌な気持ちになるというのはあまりにストレスだ。

特に、食事をするだけで口の中に痛みが走るというのは本当にテンションが下がるものである。味を感じるとかそういうこと以前に、これは痛くないだろうか、やっぱり痛い、とかなんとか考えていること自体がもう嫌なものだ。「痛いかもしれないしやっぱり痛い」というこれがかなりテンションを下げに来る。
まあもちろん、ダメだと思っていても意外に大丈夫だったもの、というのもある。小籠包とか絶対ダメだろうと思っていたけれど案外大丈夫だったりして、温度のあるものは案外平均案だな、という気づきもあった。クラゲの冷製のようにすっぱくて冷たいやつはまあダメだと思って本当にダメだったというパターンだけれども、冷たくて刺激のあるものはキツい・暖かければ幾分マシ、という実験にはなった。
でもまあ何だろう、別に人体実験がしたいわけじゃないんだよな。何なら苦しみが和らぐか、というのを知りたいだけであって、そのために積極的に不快になりそうなものを試したいというわけではないのだ。
だから、なんとなくこれならいけるだろうか……という恐る恐るくらいの気持ちで試すのであって、まあなんだ、そのうえで失敗しない(痛くない)ものを考えながら食べるという行為がもうストレスなんだ。

いやもうそういったことから解放されるというのは素晴らしい事である。口内炎がないということの有難みったらないね。口内炎はできるともうどんよりとしてしまうけれど、なくなってしまえはとても晴れやかなもんだ。もうしばらくなりたくない。いや、しばらくと言わずにずっと。

昔に比べてずいぶん口内炎ができる頻度が減ったのは栄養状態が改善されたからなんだと思うけれど、だからこそ一度ひどい口内炎ができるとかなり引きずるということがよくわかった。
もっとあんまり気にしない感じだった気もそるんだよな、口内炎。鈍感だったのか、規模が小さかったのか。まあ今回はできかけの箇所に対して歯を突き立てしまうという事故があったからこそ悪化したというのはあるので、それは若干仕方がない気もしている。

睡眠不足やストレスも原因だというけれど、まあ後はビタミンとかだよな、と思うのでその辺は引き続き気を使っていきたい……のだけれど、何だろう、何か習慣を足したらいいんだろうか? 糖分がどうとかそういうことは割り引いて、たまに野菜ジュースの類を飲むとかそういうことなら普通にできると思うけどな。週2とかで。
サプリメントとかはどうも性に合わなんだよな。花粉の季節とかなら毎日薬を飲んでいるからついでに飲むということはできるんだけれど、そうでない場合はなかなか続かないんだよね。安いものでもないし……とか思うんだけれど、頑張ろうとするとどこかで飲み忘れたときにそこで「もういいや」となってしまいがち。頑張らずに習慣として飲み続けることができれば勝ち(自分をうまく騙す的な感じで)なのでまあどうしても続けたいならそこに持っていくべきなんだよな。
まあしばらくは野菜とか果物かな。その辺を気持ち多めにとるように気を付けて、それでも口内炎が頻発するとかなら考えよう。サプリとかじゃなくて薬としてのビタミン剤でもいいし。

ちなみにこれは本当に奥の手みたいな治療法なんだけれど、漢方の「半夏瀉心湯」という薬には、口内炎の適応症が書いてある。元々、下痢とか消化不良とかそういう内臓系の症状に使う薬なんだけれど、要するに粘膜の状態を整えてくれるような薬だ。
これを、お湯で溶いたものを口の中でうがい(イソジンとか使うときみたいな要領で)してそのまま飲み込むという使い方をすることによって、直接粘膜の状態を整える効果が期待できるわけだ。
お腹が弱っているときについでに使うとちょうどいいよ、と薬剤師の人に教えてもらった。条件の整ったときにはお世話になったりしている。

ただね、この半夏瀉心湯というやつ、ものすっごい不味いんだよね。それを味の感じられる状態で数十秒口の中においておくというのは、別の修行か何かなんかじゃないかと感じる程なので、口内炎がひどくて困っているとか、お腹が割と弱い系の人とか以外はあんまりお勧めしないかな。