言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

できかけの口内炎を噛んで悶絶した


口の中になんか違和感があるな、怪しいな、というときはたいてい口内炎の予兆だ。最近の食生活を振り返ってみて、もしかしてビタミンとか足りてないですか……? 睡眠も少なめですね……? とまあそこで気が付くわけだけれど、後の祭りだ。
口内炎はいきなりできるということは少なくて、だんだんまず腫れが出て、それから白い腫瘍みたいなものができてくるともう痛いといった具合にだんだん悪くなっていくことが多い気がする。なので、この最初の予兆くらいの所で頑張ってビタミンとかを摂ってみたり、睡眠をちゃんととってみたりしてギリギリで踏みとどまれるようなこともまれにある。最近は早い段階で口内炎を察知して踏みとどまるべく頑張ることが多いからか、あまり悪化しないパターンが増えてきていて、まあ油断してたんだよね。
今回も、数日前からなんとなく口内炎の予兆があって、ビタミン剤を服用してみたりしていた。まあこれで気づかないうちに良くなっていたらいいな、なんて思っていたら、食事中にやらかしてしまったのだ。

口内炎になりかけているところを思いっきり歯で噛んでしまったのである。

そりゃあもう痛かった。元々炎症気味の箇所を、よりによって犬歯で差してしまったのだ。えぐい。なんとえぐい事だろう。普通に噛んだって痛いのに、食事の勢いで元々痛みのある場所をピンポイントで突いてしまっては悶絶するほかない。
後から鏡で見てみたら、はっきりと白い箇所ができていて、なりかけだった口内炎にはっきりととどめを刺してしまったことは確かだった。
口の入り口側に近いので食事に多少影響はあるものの、食べる度に痛みが出るほどではないのは不幸中の幸いだった。でもまあ、痛いのは痛いので、食欲はちょっと減った。口内炎ダイエット? いや、冗談じゃないよ。

食事はまあ何とかなっているのだけれど、意外と困っているのが歯磨きである。ちょうど歯ブラシと当たる位置に口内炎ができてしまったので、歯を磨くたびに痛いのだ。入り口付近に口内炎があると、口内炎側の外側全体が磨きにくい。結構歯磨きは無意識にというか何か別のことをしながらしているタイプなので、痛みがあっていちいち邪魔されるのはストレスだということも分かった。

やっぱり、口内炎なんてできないに越したことはない。できるだけでストレスだからだ。ストレスも口内炎の原因になるらしいけれど、口内炎自体がストレスだ。
今回あんまり食事に影響が出すぎていないので良いけれど、がっつりと影響がある場合はなかなか悲惨だ。旅行の前日などにできてしまうと非常にがっかりする。刺激的なもの、特にすっぱいもの全般が痛いし、そもそも刺激物じゃなくても直接当たれば痛みを感じるから、せっかくのお出かけでも外食が純粋に楽しめなくなる。
これがまた何度かやったことがあるんだけれど、かなりげんなりするもんだね。旅行中の食生活が原因で後から口内炎になるパターンはマシだけれど、旅行中に痛みでたまにひきつったような変な顔をしながら食べなきゃならないのはかなりそれだけでストレスなもんだ。

「体調を整えておく」というのはよくある話だけれど、この体調という言葉にはきっと口内炎のことも含まれているよな。口内炎がないようにしないと、どんなに元気でもそれだけでマイナスだから。

口角炎という変わり種もあるけれど、あれは口の端なので案外なってしまっても治しやすい。塗り薬が使いやすいので気にならないうちに治っているのだ。口内に軟膏を塗るのを試したことがあったけれど、あれはなんというか、聞いているのかどうかよくわからないね。唾液で流れていっているような、意外と残っているような、微妙なところだ。もちろん場所によるとは思うのだけれども。

しかしまあこの口内炎、いつまで残るんだろうな。できるだけ早く良くなってほしいものだ。