言葉のリハビリ場

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新品のディスプレイを会社に買ってもらった


正確には、仕事用のディスプレイを会社に用意してもらった、という形である。
来週あたりから在宅勤務に戻れそうな感じなのだけれど、その際に貸与される持ち出し用のPC画面が小さく、作業しにくいのではないかという心配をされた。
個人的には今までずっと小さいノートPCで仕事をしてきたので何とかならないこともないだろう、くらいに考えていたのだけれど、確かに在宅用のPCを受け取ってみると今までのものより一回りくらい小さいようにも見える。まあ実際のところ冷静に比べてみればこれまでとさほど違いはないのかもしれないが、作業がしやすくなるならば大きなディスプレイを使って仕事をすることに抵抗はない。

しかしながら、私はこれまでディスプレイというものを買ったことがないので、当然家には使えるディスプレイが存在しない。普段使いのノートPCはそれなりに大きめのディスプレイであるし、別に仕事をするわけでもないので困ったことはなかったのだ。あれば便利だろうな、とか、そろそろ買ってもいいな、と思って何度か参考になるものを探しに行ったりして眺めたりしたのだが、結局買うまで至らなくてそのままでいた。
でも欲しいなという気持ちはなんとなくあったので、優先順位は低いものの、きっかけがあれば購入しようという思いは頭の片隅にずっと置いてあった。
なので今回ディスプレイがあったらいいんじゃないのという話が出たときに、私はいい機会だから買ってしまおうかなと思ったわけである。土日に買ってそのまま持って帰ればすぐに使えるし、在宅勤務になりそうだったら買いに行くんで間に合うだろう、と。

しかしまあそう安いものでもないし、会社が貸してくれるならまずそこを当たってからにしようと思い、仕事状況の報告ついでに会社に大して「貸し出し用のディスプレイがあったりしないか」というような話も投げておいたら、予想外の方向から返答が帰ってきた。

「今、会社には貸し出し用ディスプレイはないけど、新しく買おうか?」と。

会社の備品として購入して、そのまま新品を貸そうかという打診をしてくれたのだ。しかも、会社として購入したうえでそのまま家まで配送してくれるというのである。
これはだいぶラッキーな話だと思い、私は自分で買うという選択肢を早々に放り投げ、ぜひお願いしますと会社に返答したわけである。自分で用意してねと言われることもあるかと思っていたのだけれど、そうではなくて良かったと思う。融通が効くのはいいことだ。

もちろん会社の備品扱いになるので、不要になれば会社に返却する必要はある。自分の所持品ではなくあくまで貸与品なのだ。在宅勤務が終わって出社しかしなくなるとかならば会社に送り返さなくてはならないだろう。
でもまあ、だとしてもそうなったら自分でディスプレイを購入すればいいだけのことである。実際自分で買おうとしていた時一番引っかかっていたのはディスプレイの使用感周りの点だったので、こうやって備品でもいいから長めに使ってみた時にどんな感じなのか試せるのはかなり便利な話だ。合うならば同じ系列のものを購入してしまえばいいし、合わないならば自分で買う時は違うものにするという選択肢も取れる。

そんなわけで、我が家には昨日から机の上に新品のディスプレイが鎮座している。どう置こうかまだ微妙に定まり切っていないが、試運転として適当にPCとつないでみた感じが悪くなかったのでよかった。単純に画面の拡大版として使ってもいいし、拡張として使ってもよさそうで一安心である。
あとは実際の仕事で使ってみてどんな感じになるのか、というところだろう。そもそもディスプレイというかモニター全般に慣れていないので、長時間見ていると目や首が疲れるとかいうこともあるだろうか。
そのあたりのことも含めて、これから使って試していきたい。