言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

親子丼


吉野家で新発売になった親子丼を食べてきた。

f:id:fwbc0416:20220427225746j:image

結構好きな味だった。なか卯のそれとはまた違う感じで、甘味よりも塩気の方が先に出るような、そういう親子丼だった。
誰かが箸休めに紅ショウガがあってちょうどよいという話をしていたのを見たが、個人的には紅しょうがはあまり合わないと感じた。まあこれは元々吉野家の紅ショウガがそこまで好みのものではないというところに依存するかもしれない。七味の方がよく合った。親子丼に酸味を合わせる概念がなかったからかもしれない。
いろいろな意味で話題になってしまった親子丼ではあるが、美味しかったのでこのまま定番商品となってくれたらいいな、と思う。

牛丼屋にふらっと入ってしまったけれど、「口が牛丼ではない」ということは結構ある。吉野家の場合豚丼もあって私はそれも好きだけれど、何というかこう、ご飯の上に味の突いた肉を食べたいわけではないな、という日もあるのだ。数日連続して店に入ったときなんかがそうだ。うっかり、あるいは時間的な要素もあってここで済ませるしかない、という場合に、親子丼という選択肢があるのは結構ありがたいと思う。
まあ問題があるとすれば、家からも職場からも、吉野家は近くないということである。なんだから知らないが、私の生活圏には大抵松屋がある。引っ越しても最寄りは松屋であるし、職場が移動しても近所にあるのは松屋だった。一瞬、吉野家が一番近い時もあったが、近いといってもそれなりに歩いて行かないとならない、みたいな距離感だったので、お昼休みに食べに行く機会はあまりなかった。
吉野家は好きだけれど、どうしてか私の生活に深く入り込んでいるのは松屋のようである。松屋も別に好きだけれど、たまには生活圏に吉野家が入り込んできてもらいたいような気持もある。好きなので。
私の生活圏のメインは基本的にずっと松屋だが、学生時代、なか卯が近くにあったときはここも結構利用していた。牛丼屋的な意味ではあまり利用していなかったが、それこそ親子丼であるとか、あるいはかつ丼であるとか。ああいう甘辛い卵とじのどんぶりが好きなので、それらを食べによく利用していた。……いたのだけれど、最近めっきりなか卯に入る機会がなくなってしまったことにより、なか卯の親子丼の味というのがどうもいまいち思い出せないでいる。

吉野家の親子丼の話をするにあたっては、必然的になか卯の親子丼との比較になると思っていたのだけれど、その肝心のなか卯側の親子丼の味が思い出せないのである。かつ丼は割と覚えているのだけれど、親子丼はどんな味だっただろうか。食べに行って確かめればよいのだけれど、なか卯というのは今全然私の生活圏内に存在しない。わざわざ行かないと店がないので、いいタイミングで目の前に現れないとそうそう行く機会もないのではないかと思う。
あと、親子丼以前に。牛丼もリニューアルされていてよくわからないので、まずそっちを食べたいような気もする。今では牛丼として復活しているが、なか卯は5年間くらいの間牛丼ではなく「牛すき丼」を提供していたのだ。私はあれが結構好きだった。すき焼きの味の染みた豆腐が好きだからというのもあって、だいぶ気に入っていた。それがいつの間にか普通に「和風牛丼」としてリニューアルして普通の牛丼になっており、一体どんな字に変わったのかということが気になっているわけである。
親子丼にしろ、牛丼にしろ、近くにあれば何度か通って食べに行くのだけれどな、と思っているがどうだろう、次になか卯に足を踏み入れる機会というのはそもそもいつになるだろうか。

吉野家も遠いのは遠いが、買い物に出たついでとかで寄れる場所にあるのがなか卯との違いだ。2か月に1度とかそういう割合ではあるが、また行く機会もあるだろう。高速道路のSA・PAなんかに店舗があったりするので、案外そういうところを利用することもあったりする。変な時間、特に夜遅くとかだと他に空いている店がなあったりして重宝するんだよな。なか卯もそういう感じであればいいのだけれど……。
とりあえず、忘れてしまったどんぶりたちの味を知りたいところである。