言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

牛乳を貰った


普段、牛乳を飲む習慣はない。なので、牛乳を買うという行為をほとんどしたことがない。
毎日牛乳を飲んでいたのは小学校の頃までさかのぼることになるだろう。給食として一緒に出されるものと、それから確か朝も多少飲んでいたような記憶がある。好きとか嫌いではなくて、あるから飲む、というものだった。
なので、給食がなくなると、「飲まなくていいなら飲まない」みたいな感じで、全く飲むことはなくなった。あれほど平日は毎日飲んでいた牛乳も、私の中では習慣として根付かなかった。
繰り返すが決して嫌いというわけではない。積極的に手を出さないだけだ。
小さい頃は乳製品はあまり得意ではなかった(お腹を壊しやすかったので)という事情はあるものの、今では別に苦手意識は残っていない。それどころか、例えば飲むヨーグルトなんかはかなり好きで、月に2、3本くらいは飲んでいると思う。チーズの類もワインのおつまみなんかという意味でも好きだし、あとは杏仁豆腐とか牛乳プリンみたいなスイーツ枠のものもそれなりに好きだ。
牛乳そのものをそのまま飲む、それだけがあまり好きじゃないと、そういうわけである。

飲み物に混ぜるのはよくある話だ。
コーヒーを飲むときはたいていブラックだけれど、ミルクを入れたくなることもある。砂糖よりも優先度は低いが、コーヒーフレッシュじゃなくて牛乳が提供されたときは入れることもあったりはする。コーヒーフレッシュはあんまり好きではないので入れないけれど、牛乳なら入れないこともない……というような具合である。家で飲むときは牛乳が家に存在しないため基本的にブラックコーヒーということになる。まあでも、カフェラテとかの形で提供される場合は別に何も考えずにそのまま飲む。嫌いではないので。
正直、甘くする場合は牛乳が入っている方が好きかもしれない。
紅茶の場合は、ミルクティーというのはコーヒーのそれ以上に好きである。特に、アールグレイで作るミルクティーはかなり好きだ。疲れたときに、甘いミルクティーを飲むのは何物にも代えがたい。
派生形でチャイというのもかなり好きだ。たまにスパイスが口に合わないという例外もあるが、そういうものには超本格インドカレーの店でしか出会ったことがないので、普通に飲む分には大好きだ。温めた牛乳で作るためのチャイセットというのは(探せば)家にある。スパイスカレーのキットと一緒に買ったものが残っているはずだ。
あと、変わり種はカルピス。牛乳をカルピスで割って飲むのが好きだ。これはかなり人を選ぶというか、勧めたもののはっきりと苦手だと言った人もいる代物である。私としては牛乳にカルピスで甘く味をつけて飲むような感覚なのだけれど、合わない人には合わないのかもしれない。『宇宙兄弟』の漫画の中でカルピスの牛乳割りを頼んでいるシーンがあるのを見て、そこまで異端ではないのだなと安心したりした。


まあそんなわけで牛乳を飲む習慣はないものの、何かに使うのは多少選択肢があるという私だが、この間どういうわけか牛乳を1本、貰ってしまった。
無料で配布していたのである。普通に常温で机に置かれていて2度見くらいしてしまった。消費期限が短く要冷蔵というイメージがあるのだけれど、ものによっては「ロングライフ」という常温保存ができて消費期限も長いものがあるということだった。もちろん開封後は2日くらいで消費する必要があるが、250mlの小さいパックだし大丈夫だろうと判断して、私はそれを貰って帰ったわけである。

そんなわけで、冷蔵庫に牛乳が入った状態である。消費期限が6月とかなのであせって開ける必要はないが、消費方法を考えておかないとな、と思っているところである。
一番の候補はチャイだろう。チャイを作るキットを引っ張り出してきて、飲んでしまうのがいいと思う。1回分くらいで消費できるだろう。ちょっと余ったら……まあ、そのまま飲んでもいいんじゃないかな。久しぶりに。