言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

(主に)食事前の暇つぶしが難しいという話

外出先で暇をつぶそうと思った時に最も手っ取り早いのは、飲食店に入ってしまうことだと思う。喫茶店(と呼んだ方がいいのかカフェと呼んだ方がいいのかわからないが)などに入って、コーヒーとちょっとしたおやつとかでゆっくりしているのが楽な暇つぶし方法である。
適当にスマホで何か調べごとをしてみたりしているだけでも、結構時間は過ぎていくものである。休日ゴロゴロしながらスマホを見ているとあっという間に時間が過ぎていくけれど、似たようなものだろう。
電源があるような店なら充電もできるし、そうでない場合でも座っていればモバイルバッテリーを使いやすい。歩いているときに充電しようとすると、スマホもバッテリーも全部バッグの中に仕舞ってしまうから、何かちょっと道順でも調べようといった時にさっと取り出せなかったりして微妙にもどかしいんだよな。できるだけ動いていないときに充電していたいというのはある。

ランチタイムとかの慌ただしい時間帯でなければ、多少長居しても以後ことが悪くならないのも良い点だ。1時間くらいなら普通に飲み物とおやつくらいで居座っていても不自然ではない(と思う)。集中力がないので、そういうところで勉強や仕事をしようという気になることはないものの、そういった利用をしている人がいるのを見ると、なんとなく長居してもいいんだろうなという雰囲気があることがあって安心するのだ。
食事に行く前の暇つぶしだとしても、まあ飲み物を飲むくらいなら大丈夫だろう。コーヒーを飲んで時間をつぶしてから待ち合わせの場所に行くとか、予約の店に行くだとか、そういうことがあっても大丈夫だと思っている。
周りを見ていると、それなりに待ち合わせで使っている人も見かけるものだ。後で連れ合いが来ますよ、的なやつである。どちらかが早めにきすぎても、あるいは遅刻をしても待ちやすい場所ではあるよな、と思う。ついつい駅前とか路上で待ち合わせしてしまうけれど、余裕のある大人はきっと喫茶店で待ち合わせとかするんだろうな、知らんけど。

しかしまあ、たまに裏目に出ることはある。
何年か前、台風の翌日に新幹線に乗ろうとしたら運転再開時刻が未定のままだった時の暇つぶしに使ったことがあった。盛岡に行こうとしていた時のことである。18時過ぎに到着できればわんこそばを食べる予定があったのだけれど、15時くらいになっても新幹線は動かなかった。半ばあきらめてコーヒーと、それからケーキを頼んでぼんやりしていたら、急に運転再開の報が入って焦ったものだった。少し悩んだけれど、ケーキはちゃんと食べて、新幹線に飛び乗った。コーヒーはともかく、ケーキは完全に余計だった。ギリギリ予約時間に間に合ったわんこそばが多少辛くなったのは言うまでもない。

茶店的なところに入らずに時間をつぶそうというときは、どこか店とかを回ってうろうろして時間をつぶそうと検討したりすることもあるのだけれど、思っているよりも時間が過ぎていかないし、疲れてくると動きたくなくなって来るのであんまり有効ではないと感じることが多い。
そうすると結局、どこかに座って落ち着きたいような気持ちになったりもする。足もそうなんだけれど、結構荷物を持っている手とかが疲れたりもするんだよね。ほしいものに目星がついていてそれをめがけて行く場合は別にしても、特に目的なく時間つぶし目的で歩き回るのはなかなか厳しいもんだ。

しかしながらそうすると健康診断前の時間つぶしってのが全然できないんだよな、これ。食事は当然できないし、飲み物もコーヒーとかはたいていダメ。歩き回るのもお腹がすいているので割としんどい……となると、なかなかできることは限られている。ギリギリにつくようにいけばいいんだろうけれど、そうすると少しでも遅れるとそれだけでアウトなわけだし、どうにもならないんだよね。
午前中、それも朝一に健康診断をしてくれればいいんだけれど、いつも午後だけなんだよね、なぜか。困ったもんだ。今年は空腹でふらふらしながらふらふら歩いたりして時間をつぶしたけれど、来年はどうすっかな……。