言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

気温差でバグる

家の近所に桜の名所として看板が立っている公園がある。一面満開になるのかと思っていたが、意外とそうでもないんだなと遠くから眺めていたのだけれど、今になって濃い赤紫色の花が満開になっている。詳しくは知らないのだけれど、どうも普通にソメイヨシノとは品種が異なるらしい。
今頃の時期だとヤマザクラとか八重桜の類がメジャーだけれど、赤紫色の花というのもなかなかいいものだ。今度、ちゃんと見に行って名前を調べたいと思う。もしかしたら桜ではないかもしれないし、ちょっと気になる。木に名前でも括り付けてあるだろうか。
植物の名前というのは結構、わかるようでよくわからない。個体差があるし、似ているものも多かったりすると、なかなか判別がつかなかったりする。いろいろ詳しくなれればいいなとは思うけれど、難しいものだ。名前を調べてもすぐに忘れてしまったりする。よく見る花だな、というところまではピンとくるのだけれど、それ以降が続かない。まだ修行が足りないようだ。

それにしても、ここ数日、急に暑くなった。
今は完全に服が追い付いていない状態である。慌てて薄手の服を引っ張り出してきたが、なんというかまだちぐはぐな感じである。気持ちの上ではまだ冬に近い格好をしたがっているが、実際のところ日中に気温は春の陽気どころか梅雨前くらいのそれに近い。初夏とまでは言わないが、歩くと少し汗ばむこともあるくらいの、そんな陽気である。

そういえば、気温が上がったおかげなのかわからないが、このところずっと続いていた体調不良のようなものがちょっと解消している。私はどうも寝ているときに体温が下がりすぎてしまうのかわからないが、寒い場所で寝ると起き抜けの頭が重く感じてしまう。12月とかにはあまり発生しない事象なので恐らく花粉の薬とかも関連しているようだが、まあともかく気温が上がってくれたおかげで朝比較的すっきり起きられるようになってきていて助かっている。
寝不足かと思ってちゃんと時間を取って寝るようにしていたが、それでも改善されなかったのでどうしたものかと思っていた。頭を上から押さえつけられるような感じのめまい等もあって良くない感じだったが、ここにきて気温が上昇したことによって改善されたのならばまあ、良かったんだろう。他にも原因とかはありそうな気はするが、とりあえず悪くない感じだ。
春の陽気というのは素晴らしいものである。まあこの反省を生かして、多少暖かくなってきても暖房等使って寝ているときに暖かくしようとは思う。今はないけれど、そういえば小さい頃はガンガンに効かせた冷房の真下で寝たら調子悪くなったっけ。ああいうのと同じなのかもしれないな、根本的には。
まあなんか、元々こういう季節の変わり目には弱い方だ。昔はよく風邪をひいていたが、今では頭痛とかそっちの方に振れるようになったということなんだろう。

なんとなくもやもやしたまま今月ずっと過ごしてきたので、久々にすっきりしていていい調子である。仕事がはかどるかどうかとか、そういうこととはまた別だけれども、少なくとも取り掛かりは早くなったような気がする。調子が良くないときはちょっと重い仕事の取り掛かりとかにだいぶ躊躇してしまうものだ。全然踏ん切りがつかない。集中できないだけではなくて、頭を抱えてそのままちょっと休憩したくなる。そういうものがないだけでだいぶ違う。
やっぱり何事も取り掛かりにはやる気が必要である。惰性で続けるにしても集中できるにしても、まず取り掛からないことには始まらない。取り掛かるには力を使う。元気じゃないとなかなか力を使おうとかそういうことは考えられないから、大変なんだ。まあだからこそ、常に100%出力じゃないとできない仕事とかってのは無理があって、調子が多少悪くてもそれなりにこなせるって具合なのがちょうどいいんだろう。
頑張れる日はそれこそ出力を上げてダメな日のために貯金を作っておくくらいがいいのだ。翌日の仕事をちょっとでも楽にするための仕込みみたいなものは大好きだ。遅れを取り戻すために必死に頑張る仕事はとても嫌だ。

とりあえずしばらくはこれくらいの素敵な陽気が続けばいいなと思っているが、まだまだ気温は不安定なようでちょっと不安だ。雨が降ったりするとだいぶ涼しくなるらしい。気温の変化を見極めて適切な格好をしたり、室温を調整したり……当たり前のことではあるけれど、気にしないといけないね。