言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

自分の体調がわからない時ばっかり


自分の体調がよくわからない時がある。これは調子が悪いんだろうか……? という感じで悩みこそしないが変な違和感と共に過ごすような目に会うのだけれど、その頻度は思いのほか高い。
昨日の朝、目が覚めると同時に頭痛を感じた。頭の上の方、つむじのほうに近い部分が痛いちょっと珍しいタイプの頭痛だ。前日に結構な量の飲酒をしたので原因はそれかと思った。寝るときにはすでに頭が痛くて、まあお酒を飲みすぎるとこんな感じになるよなと思いながら寝て、起きてもそのままだったというわけだ。否応なしにテンションが下がった。30分くらい起き上がらずに2度寝をしてみたりしたが、特に変化がなかったのであきらめて起き上がった。
そうしてそのままトイレに座って数分経った時、ふと気が付くと頭頂部にあったはずの頭痛がきれいさっぱり消えていることに気が付いた。横になっているときは感じていたのに、まっすぐ起き上がって座っていると気にならないなんて……面白いものである。面白いなんてことが言えるのは頭痛がなくなってすっかり元気になったからなのだけれど、まあそうであっても人体、ひいては自分の身体というのは実によくわからないものである。

こういった感じで、朝目が覚めたときに頭が痛くて、トイレに少し座っていると良くなる……というタイプの頭痛は初めてのことではなく割とよくあることだ。感じる頭痛のうちの半分がこの類のものだと思う。ただただ起き上がるのが億劫になるくらいで、一度起きて活動してしまえばなんてことはなく普通に過ごせる。変な頭痛である。寝起きが非常に悪いのだ……というのとあまり変わらないのかもしれない。
寒くない日に暖房を消してそのまま夜中に部屋が冷え込むと頭痛になるというのもあるのだけれど、まあ要するにそれらすべて基本的に血行でも悪くて頭痛になっているんじゃあるまいか、と思うようにしている。肩や首もまた凝っていたりするんだろう。血の巡りが悪いと私の場合は最初に頭痛として出るのかもしれない。

朝起きたときに頭が痛いとテンションが下がるのは、そのままズルズルと体調不良になっていくことも普通にあるからだ。
起き上がって治らないタイプの頭痛の場合である。寝不足だとか寝ているときに部屋が寒かったとか原因はいろいろあるのだけれど、その原因を細かく探りたくないくらい頭が痛くなるともう1日中何もしたくなくなる。大抵右か左の眼の奥から上の方にかけて痛みがあるので、痛いほうの目をクッションなんかでかくして暗くしながら、ひたすら寝て時間の経過を待つ……それが一番の対処法である。
頭痛がひどい時吐き気が一緒についてくるので、そういう時はPCの画面を見ているだけでも辛い時もある。大方原因が異なるからなんだろうけれど、まあダメなときはもう平日なら仕事を休んだりちょっと抜けたりして寝て過ごすのが一番楽だ。1度だけそれを理由に午後休暇をとったことがある。
時には頭痛薬を飲んでみたりもするがは効くときと効かない時があるからもうお手上げだ。ダメなときはダメ。効くときは効く。まあでも、大抵軽くはなるかもしれない。

ただ不思議なことに、我慢できるくらいの頭痛である場合や、薬が効いて割と元気なる時もある。どうしたらその程度で済むのか、ということは到底見当もつかない。人体の不思議というか自分の身体の不思議というか……なんだろう、自分の身体ほどよく知っていることはないが、その実どうしてそうなるのかというのはあくまで経験からくるもので「わかっている」だけあって、別に何かに基づいた理論的な根拠があるものではなかったりするんだよな。
薬を飲んでも飲まなくても最終的に夜になってお風呂に入るような頃合いになると、朝から続いていた頭痛は引いていることが多い。だから日中あんなに苦しんでいたのが嘘のようだと思うほど、夜は元気だったりする。朝から晩までずっと頭痛で辛い思いをしている時はたぶんインフルエンザだとかそういう「ちょっとした」ことではない病気の時だ。

世の中「仕組みは知らないが使える」というものはあるけれど、自分自身の身体だって同じかもしれない。