言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

ベッドから落ちた朝

この間、寝ているときにベッドから落ちた。
目覚まし(を設定しているスマホ)が鳴る時間より20分くらい前のことだったのだけれど、寝返りを打つような形からずるっと滑って半分回って床に落ちた。高さ30cmくらいなので大事には至らなかったけれど、ゴミ箱とか机の脚とかにぶつかって普通に痛かった。

いやもうほんと、落ちた瞬間は訳が分からなかった。「は?」という感じ。なんで? という声も出ず、もうひたすら意味が分からない感じ。15秒くらいしてやって自分がなぜか床に落ちていて、頭の上に横倒しのごみ箱があって、みたいな状況を理解した。
いやはや、ベッドからって本当に落ちるんだな。漫画みたいだ。いやまあ今時そんな漫画もないか、なかなか。どんなお笑いだ、これ。
寝ているか起きているかくらいの浅い目覚め前のくらいのところで急に身体がずるっと滑って落ちたので、もう驚くような暇もなかった。落ちたところから意識としてはスタート。まあなんか夢なのかどうかみたいなところで身体をうつぶせにしようとしたような記憶があるような、ないような。どちらにしても完全に寝ぼけていたと思う。

後から膝にあざができていたのを見つけたけれど、まあほんとそれくらいで済んでよかった。
外出先、ホテルとかのベッドで落下したことはないのでまさか自宅で落ちるような目に合うとは思わなかった。
まあでもこれって、冬用の掛け布団があればまた違うんだろうな。暑いと涼しいところを探して姿勢を変えたりするから危険があるわけで、掛け布団があれば動かないからな、基本。
ちゃんと起き上がらず変な姿勢でスマホとかを探したりしたらまたうっかり落ちるかもしれないけれど……。

しかしまあ寝ているときの不意打ちって結構怖いんだよね。起きがけでほとんど意識があったとしても、やっぱり怖いものは怖い。
緊急地震速報だとか、エリアメールの通知だとかは本当に音量も大きいし実際災害の危険が差し迫っている警告でもあるので2重で怖い。寝ているときにちゃんと起こしてくれるというのは災害的にはいいことだけれど、警告自体がもはや驚きすぎて心臓に悪いまである。
先日は目が覚めた瞬間に地震が来たこともあった。警報ではなく実際に揺れているというのも結構怖いものである。初動は遅れるというか、何もできずに「揺れてるな」と思うばかりだけれど。

ただまあ本当に寝ぼけているだけという時もあるにはあるんだよな。夢の中で地震に遭うとか、警報が流れるとかそういうこともあるわけで、一瞬悩むんだよな、本当かどうか。まあ警報の類は現実の場合圧倒的な音量で強制的に起こされるので、夢だなんて言っていられないんだけどさ。

心を落ち着けて平穏に、ある意味究極に無防備な状態で寝ていたはずのところで不意を突かれるというのは本当、できるだけ遭遇したくないね。まあ今回はたぶん自分のせいなんだけどさ……。

これからは、ベッドから落ちてもある程度大丈夫なように、机とかゴミ箱は少し離しておこうと思う。
ベッドから落ちないという根本的なところはもうなんというか自分のことが信用できないのである程度諦めて、その先の二次災害を減らす努力をしたいのだ。今回本当に運が良かっただけで、結構危なかったからな。自分の身体もそうだけれど、物も特に壊れたりしなくてよかったよ。
まああれだ、階下の住人とかは驚いたかもしれないけどね。