言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

メガネ


この間受けた健康診断で、目が少し悪くなっているんじゃないかという結果が出た。
視力検査はその日のコンディションに左右されがちなところがあるので多少ぶれることはあるのだけれど、去年と同じような時期に受けている以上多少は信憑性のある数字になっていると思う。
矯正視力で0.7というのはまあまあギリギリな数値だと思う。車の運転をする際の下限値なので、免許更新の時にこれを下回ると更新できないわけだ(割と温情で出してくれるらしいけれども)。
そろそろ今使っている眼鏡をスペアに格下げして、新たにメガネを作った方がいいのかと、そんなことを思っているわけである。

完全メガネ生活をするようになってからは実はまだ6,7年くらいなもので、それより前の10年ほどはメガネと裸眼の併用な生活をしていた。その時代は、PCを見るときは裸眼で、遠く(特に黒板とかホワイトボードとかそういう文字の書いてあるもの)を見るときはメガネというような感じで使っていた。良く見える感じで手元を見ているのが結構苦痛だったのだ。矯正視力で1.0になるかどうかくらいのメガネを使っていたということは今とさほど変わりがないのだけれど、どういうわけかメガネで見える世界の感じにはかなり長い間抵抗があったものだ。動きながらメガネをしている感じにすごく違和感があって、外を歩くときでさえも基本は裸眼だった。走ったりするときもメガネは苦手だった。
メガネをかけ始めて10年くらいたってやっと、そのあたりの違和感が薄くなっていった。いつの間にか朝起きて夜寝るまでの間、風呂に入る以外では基本かけっぱなしという生活になっていったのだけれど、このスタイルが定着するまでには相当な時間の経過があったのである。

定着してからはもう、メガネなしの生活というのは到底考えられないようになってきている……わけなのだけれど、今でもそれなりに雑に扱ってしまっているような面はある。メガネケースにとか最近全然しまってないしな。机の上にそのまま置いて、布団に入って就寝。目が覚めてスマホを眺めているときは実は裸眼だったりして。起き上がってメガネを取って、でもまたすぐ顔を洗いに行くから結局外したりして。朝食の後くらいになってようやくメガネ拭きを持ってきてレンズを拭いたりして(そこに至るまでは寝ぼけていてあまり気にならない)。まあ毎日そういう感じだ。

メガネを買い替える度に、先代のメガネをスペアとして仕事用バッグの中とかに入れて置いたりもする。これは本当に緊急用というか、現行メガネが壊れてしまったりしたときに急に車の運転とかそういうことができなくなると危険なので入れてあるものだから、実際は全く使わないまま何年も放置されている物である。ケースに入れているので大丈夫だとは思うけれど、思い出した時に確認しないと本当に存在事忘れてしまったりする。また新たにメガネを買ったタイミングで思い出して、「ああこれ使ってたよな」みたいに眺めて処分するというような感じでしか触れないのだ。まあ予備なので、使わないに越したことはないんだよね、本当。毎日使っていると汚れが落ちにくくなったり、細かい傷がついてしまったりして、目が悪くなったかどうかにかかわらず劣化していくものだしね。
でもまあ現行のメガネとかと並べてみてみると、2,3年の間とはいえ結構技術が進歩している様子が見えたりして面白いんだよな。以前のメガネのブルーライトカット昨日はシールっぽいタイプだったりして、だんだん傷がついて端の方がはがれていたりするんだよね。今のやつはたぶん作りが違って、色も自然だし境目とかもないのでレンズに直接なんかしているんだろうな。

きっとまた新しいメガネを作りに行けば、また技術が最新化されていたりして面白いんだろうね。明日行こうかなとは思っているけれど、ちょっと用事もあるので、まあ来週かな。来週の土日のどちらかで新しいメガネを作りに行こうっと。