言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

ファミマのクーポン


先日、ファミリーマートでカレーメシを買ったら、赤いきつね緑のたぬきを1つプレゼントします、というバーコード形式のクーポンが出てきた。コンビニ、特にファミマというかTポイント関連のクーポンって大抵牛角とかコンタクトのアイシティだとか吉野家だとかとにかく別のチェーンに誘導するためのクーポンばっかりでがっかりするのだけれど、ファミマで使えてかつタダで引き換えてくれるというクーポンであれば話は別である。カップそばやうどんは結構休日のお昼とかに食べたりするので、家に置いてあったら嬉しいな、という商品だから、なおさらもらえるのは嬉しい話だった。
なので私はそのクーポンを使うのを忘れないようにしようと思って財布の見やすいところにしまっておいた。

クーポンを貰ったのが11月の中旬くらいで、引き換えできる期間が12/1~12/6ということだったので、ちゃんと思い出して買い物ついでに引き換えに行った。

こういう引き換え系はレジに持って行かないとダメだったりするよな、と思いながら赤いきつねを売り場で手に取って、クーポンと一緒にレジで差し出した。
そうしたらば、レジの人は私に向かって言うのだ。この商品は対象の商品ではない、と。いやそれしか並んでなかったけれど、と思いながら商品名を確認するとまあ確かに「コンビニ限定」と書かれていて普通の赤いきつねとは別商品……のようではあった。油揚げの数が2枚らしい。
クーポンに書かれた値段(税込み198円)と同じ値段だしいいんじゃないの? と思ったのだけれど、別商品なのでダメです、の一点張りで突き返されてしまった。やり取りを聞いていたか知らないが、周りのほかの店員の人からも特に何のコメントもない。
まあ確かに「品切れの場合があります」とか「同じ商品の取り扱いがない場合があります」とは免責事項として書いてあったのでそれ以上追及等はせずにすごすごと引き下がった。

でもまあ後から調べたらコンビニの赤いきつね(あるいは緑のたぬき)って基本コンビニ限定商品を扱っているような記載が出てきたし、値段も変わらないし別にあの商品でもよかったんじゃないの? ということが分かってなんとなくもやもやしている。
別になんというかタダでもらえそうだったけれどもらえなかった、というだけなのでなんの損もしておらずかまわないのだけれど、このちょっとしたもやもや、どうしてくれるんだ感。
レシートで発行されるクーポンなんてたくさんあるし、店員一人一人がそれを全部把握しているわけもないのでそれ自体は悪いことではない。……と思うだけに余計にもやもやする。クーポンのバーコードをスキャンしてからこれは違う、と言われたのでまあなんか本当にダメだったのかもしれないし、もう今となってはわからないことだ。
その後別日にどこかでファミマに寄ろうかとも思ったけれど、出先でカップ麺をバッグに入れて移動したくないなと思っていたらそのまま忘れてしまった。結局期限は切れて、クーポン券は捨てることになった。

実際あのクーポンはどっちだったんだろう。コンビニ限定の赤いきつねでもよかったのか、それとも正規品を置いてある店を探し出してもらいに行くのが正解だったのか。その正解だけ知りたい気がするけれど……まあそんなこと聞きに行ったらただのクレーマーだよな。もう忘れよう。

紙のクーポンはすぐどこかに忘れたり失くしたりと使用できる確率がかなり低いけれど、最近はポイントカードのアプリなどにクーポンが配信されるのでそういうのを使うようにしていきたいところだ。アプリで提示すればいいならば、紙を持っていて期限を管理したりする手間はないしね。電子決済との相性もいい。貰ったレシートのしまい場所だけ、困るけどね。