言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

本格的に「涼しい」から「寒い」に変わった

ここしばらく涼しいというよりは寒いなー、という感じの日が続いていたが、昨日から急にちゃんと寒くなった。
これまで寒い寒いと言っていても20℃くらいのもので、長袖一枚着込めば何とかなるかな、というくらいだったような覚えがある。それがどうだ、昨日今日は11℃だとかそんな気温だというじゃないか。晴れているのに最高でも17℃にしかならないとか、一気に季節が進みすぎである。
昨年の気温はどうだったのだろうかと調べてみると、去年もちょうどこの週あたりから最低気温が10℃ちょっとの日が続いていた。
それならまあ平均的な気温の遷移ということになるのかと思ったけれど、さらに遡ってデータを参照してみたところ、一昨年とかは普通にまだ最低15℃とかで記録が残っていた。今年と昨年が寒すぎるらしい。というか、去年と今年が奇跡的なシンクロを見せているという、そんな状況であるようだ。去年も急に寒くなったらしい。
案外覚えていないものである。台風が来た日のことなどはよく覚えているけれど、急に冷え込んだ日というのは覚えていないものである。雪でも降れば別だろうけれど、そうでなければなかなか地味なものである。

地味は地味だが、生活面ではなかなかの変化を伴うものだ。
まず服装が真っ先に影響があった。これまでとりあえずで出して使っていた秋物の長袖のほかに、冬用の服を出すようになった。衣替えである。まあそんな大仰な感じでは入れ替えていないけれど、夏用の半袖は引き出しの中にその多くをしまい込んだ。代わりに冬服たちを出してきたけれど、思っていたよりも少なくてちょっと焦った。もっとなんか去年とか来ていた服があったような気がしていたけれど、そういやいい加減古いものは処分したんだっけ。この間新しく暖かめの服を買っておいて良かった。
まだまだ暑い中で長袖の服をともすれば試着などをして買うというのは結構苦痛なものである。汗なんかかいた日には脱いだ服をまた着るだけでちょっと嫌な気持ちになるものだ。それでまあ、「そこまでして今これ買う必要ある?」と考えてしまうわけで。早めに買っておいた方がいいよなと思いつつ季節の変わり目になってようやく重い腰を上げるというのを繰り返しているのだ。
たまに何か理由があって早めに買ってあると、昨日今日みたいに急に季節が変わってもすんなり対応できるってのはわかっているんだけれどね。やっぱりどうしても必要に駆られて買いに行くことの方が多いんだ。
まあ旅行先で服を調達する、というパターンもある。北海道に行ったときとか。思いのほか寒いので防寒対策を強化しなければ、ということである。どうせまだこれからの季節に合った服を買ってないからいいかな、などと言い訳をしながら買って即着るのだ。私はそれを札幌以外では名古屋と仙台でもやったことがある。

寝具回りも影響を受けた。これまで薄い毛布でちょうどよいくらいだったのだ。それでもたまにより涼しい日があったりして、そんな日のために掛布団を出してはあった。出してはあったが、まだ早いな、という感じで実際に寝る時はベッドの脇に置いたりした日もあった。
それがいきなり、なくてはならない存在になった。
掛布団があった方がいいな、じゃなくて、掛布団にくるまって寝ないと、みたいなところまで一瞬だった。ちょっと暑いからまだ身体半分くらいでいいや、みたいな日が1日くらいはあったけれど、結局あっという間にそういう段階は通り越して、掛布団をしっかりかけて寝るようになった。
まあでもなんか、掛布団が快適な季節の布団というのは結構好きで、ぐっすり眠れるような感じがする。温かいものをちゃんと快適に感じる季節は悪くない。
とりあえず今日エアコンの掃除を(軽く)したので、あんまり寒ければ暖房をつけてしまおうか、と思っている。

まあそんな感じで部屋の中で暖かく過ごそうという点では、急ではあるがいい感じに適応してきているわけだけれど、雨の日の家の中にこもった湿気が窓を結露という形で曇らせていてそれは非常に面倒なところである。晴れた日は大丈夫だけれど、雨の日はきっちり結露しているわけで、どうもやっぱり私の住んでいる家にはどうにかして除湿がひつようだということのようである。
これ、もっと寒くなったらどうなるんだろうか。冬と言えば乾燥であり、部屋の中ではたいてい加湿を心がけることになると思うのだけれど……この部屋はどんな塩梅になるのだろうか。
なんか、換気とかが上手くいってないんだろうか? 浴室は常時換気扇が回ってるんだけどな。そういう問題ではないらしい。晴れてりゃ寒くてもなんともないんだけどな。
今から冬が怖い。