言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

ぬるい雨と寒い雨


一昨日、雨が降った。
冷たい雨ではなくて、生ぬるい感じの雨。久々に梅雨の事を思い出した。湿気があって、でも寒くない。不思議な雨。風が強く吹いていて窓がガタガタと揺れていたこともあって木枯らし的な感覚を抱いていたが、実際は全然寒くなかった。
なんだこれ、と調べたら気温が20℃を超えていた。そういえば部屋の中も寒くない。朝起きたときは寒く感じて温かいお茶を入れたりしたのだけれど、日中はそんなこともなくちょっと毛布を膝にかけるくらいで過ごしていた。でもよく考えたら習慣でかけていただけで、実際は毛布は不要だったかもしれない。そんな天気だった。

気温は高いが、どうも気圧は下がっているようで一日中頭が重かった。たまにある片頭痛のそれじゃなくて、ずっと重い感じで珍しい感じの頭痛だった。食欲があるのに吐き気もあるというわけのわからない状態で一日を過ごすことになった。ご飯はそれなりにちゃんと食べた。いつも頭痛の日はどうにもならなくて動けないけれどとにかく何かを胃に入れてから薬を……と思うのだけれど、特にそこまでのものもなく、ああ今日は調子が悪いなと思って過ごした。まあ多少支障はあったけれど、ずっと慢性的に頭が重くて気分が悪いなという状況に変に慣れながら過ごしてしまった。寝る前にゲームとかしてしまったくらい。
寝たら治った。珍しく薬は飲まなかった。


変な気温だしそろそろ冬っぽくしてくれればいいんじゃないの、などと適当に考えていたら昨日、夜になって急に寒くなってびっくりした。20℃くらいずっとあったから暖房なんて全然要らないだろうと思っていたのに、寝る間際なんとなく寒い気がして気温を見たら12℃だった。急落していた。そりゃちょっと寒く感じるはずだ。危うく20℃のつもりで寝るところだった。21時くらいに外出した際に別にそこまで寒いと感じなかったけれど、それはたぶん部屋の中で暖まっていた物をそのまま纏って出かけた結果みたいなものだろう。
12月になる? じゃあ冬だ! と何かスイッチでも入れたかのように寒くなった。
昨日20℃今日9℃みたいな変化は極端すぎるが、まあとりあえず体調は崩していない。寒いな、というくらい。特にトイレに行って帰ってきた後の部屋が寒い。手を洗っているから余計になんとなく寒さが増す気がする。夏もそうだけれど、トイレに行くと体感気温がリセットされる感じがする。

まあでも、12月に寒くなるというのは納得ができるからいい。だって、12月だもの、冬は寒いに決まっている。平均から見てどうという話ではなく、私の感覚的な問題である。
雪が降ったって12月ならば納得だ。まあまだ降らないだろうなとは思ってい居るけれど、さっさと降っても別に12月なら変な感じはしないだろう。11月に北海道あたりの映像を見てもう雪が降っているのかと早く感じることはあれど、12月ならばまあそういうこともあるだろうと特に驚きはしない。
ただまあ雪はいいとして、雨は苦手だ。冷たい雨は寒さを増幅させる。足のつま先が濡れてしまうとなおのことだ。冬は雨が降りにくい乾燥した時期ではあるものの、早速今日から天気がイマイチで雨が降らないことを願っている。

しかしまあ日が落ちるのはだいぶ早くなったし、赤や黄色になった広葉樹の葉もだいぶ落ちてきた。秋がいつの間にか終わろうとしている。「秋の日は釣瓶落とし」と言うけれど、夕方出歩いているとそれをかなり感じるものだ。夏に夜景を見に山の上とかに行くと全然日が暮れて行かなくて面白いものだけれど、これくらいの時期はもうあっさりと日が暮れていく。日没から真っ暗になるまでがなんだか早く感じられる。
今年もそろそろ終わりだと思うと、時の流れを感じる。