言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

雨の日と洗濯物

洗濯物を外に干そうとするならば、それは晴れた日が良い。……恐らく、誰にでもわかる理屈である。ただまあ、曇りでもそこまで問題にはならないだろう。曇りで踏みとどまっていれば。雨さえ降らなければおおむねセーフであるといえよう。

この間の夜は、洗濯物を外に出してから寝た。夜は部屋に干すことが多いのだけれど、窓を閉め切る場合湿気も部屋に溜まってしまい、服が乾きにくいので、できれば外に出しておきたいな、という気持ちがあった。早い時間に洗濯しておけばとか朝にやればいいんじゃないかとかいろいろ思うところはあったけれど、まあいろいろあって夜寝る前に干して、寝て起きたら乾いているでしょうというところに任せることになった。
一応天気予報を確認して、曇りであることはわかっていた。曇りか。微妙だな、と思ったけれど、微妙だな、と思っただけで終わらせた。まあ雨が降ったらその時だと思って、洗濯物を外に出したまま寝た。

朝起きたら雨が降っていた。カーテンの向こうがあんまり明るくなくて、ああこれは晴れてはいないな……などと考えて数秒後、アッと思ってカーテンを開けたら窓が濡れていた。
雨じゃん。
天気予報は相変わらず曇りのままだが、ハンガーには水滴がついていた。霧雨でも降ったらしい。一応止んではいるようだったが、いつまた振り出してもおかしくないような空模様だった。夜はもっと降ったんだろうか。
今更それはわからないが、現実にあるのはずぶ濡れの洗濯物である。割と派手に濡れていた。洗濯をしてハンガーにかけた時と同じ、いや下手をしたらそれ以上にしっとりとしていた。
最悪だ。
確かに「雨が降ったらその時だ」とは思ったけれど、本当に降ると「さてどうしようか」という気持ちにしかならない。

もう一回洗濯機に放り込むのがベストなんだろうけれど、出かける予定が入っているのでそこまで暇がなく、とりあえず浴室乾燥にかけることにした。どうせもう一度洗濯をするとしても、生乾きで変なにおいを発するよりかは幾分ましだろうと思って、乾燥させた。外は何か嫌味っぽく快晴に変わっていた。さっきまで雨降りそうだったのに、なんだってんだ。

雨、どれくらい降ったんだろうな。行けると思ったんだけどな。
昼間なら雨が降り出した時点で取り込むとかできるんだけれど、夜はまあ大きな音でもしない限りは気が付かない。音がするほどの大雨ならまあその時点で結構手遅れだとは思うんだけども、まあそうなるともう完全に晴れだという日しか外には洗濯物は出せないね。

まあなんというか家の構造と窓をかけたまま寝たくないというところも相まって、夜に洗濯をすることが多いわけなのだけれど、これが根本的な原因ではあるんだよな。浴室の換気はつけた状態でも窓が閉まっていると部屋干しで結構部屋の湿度が上がるし、それよりも何よりも洗濯物が全然乾かない。22時とかに干して朝ではまだ乾いていない。昼で乾いていないともうなんかずっと生乾きみたいな最悪の感じになる。これが嫌で窓を開けるか外に出すか浴室乾燥を頑張るか、みたいなところがあるのだ。
これからはもうちょっと朝とかに洗濯をする日を増やしていきたいところである。良く晴れた秋晴れの日に外で洗濯物を干したら割とすぐ、パリッと乾くんだけどな、ほんと。

まあしかしこれからは逆に乾燥の季節になるわけだから、真冬なんかはしっけがあるからよかったりしてね。とだ暖房を付けたりしたら逆に乾きは早くなるだろうし、なかなかうまくいかないところ。