言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

雷と暑さと雨と


7月に入って、いよいよ夏っぽい夕方の雨が増えてきた。突風が最初に来て、それから雷の音。遅れて本体の雨がやって来る。そんな感じ。
一昨日だっただろうか、夕方になってもまだ晴れ間があり、今日はもうずっと暑いな……などと窓の外を見ていた時に、視界の端に何か光るものがあった。最初は見間違いか、光の反射とかだろうと思ったのだけれど、いったん窓の前を離れた後にもまたなんとなくちかちかしている感じがある。どういう事だろうと思ってよくよく光の方向を眺めてみると、それは雷だった、と言うわけである。
自分の居る場所は晴れ間もあるくらいだったのだけれど、光の方向はといえば厚い黒い雲に覆われていて、それが断続的にピカピカと光っているのである。
花火大会でもああは光らないだろう。雲の形が雷の光に照らされて輪郭を浮かべるようなくらいの頻度だ。規模が違う。そしてたまったもんじゃない。
そうこうしているうちに、光だけではなく音も届くようになった。雷雲がこちらへ近づいてきている。まあそうだよな、と思っていると数分後、豪雨と共に雷がやってきた。
まあ大嵐である。

これがあるから洗濯物をうっかり外に干しておいたりできないし、窓を開けた状態で(網戸はある)寝るとかそういうことがしにくいんだよな。花粉の季節だけかと思っていたけれど、このところは夏が使づいて来ても同じようなものだ。
部屋の気温的にはおとなしくクーラーをつけた状態で締め切っておけばいいんだろうけど、雨が降ると一気に涼しくなるだけになかなかそれも気が引ける。
というか、昔は夏がこんな感じだったよな、とも思う。夕方に一雨きてちょっと涼しくなる感じ。クーラーじゃなくて扇風機で全然やり過ごせるくらいの日も結構多かったな、なんて。
ただまあ暑いほうに振り切ってくれれば、クーラーがちゃんと効くし、それはそれで快適かもしれない。……家から出なければ。

外出は早くもしんどくなってきた。7月中旬に差し掛かろうというこの頃、気温自体は29,30℃くらいと表示されているけれど、湿気がひどすぎて不快指数が跳ね上がる。マスクをしているから余計に暑いと感じるのかもしれない。まあ暑いのだ。
家に帰って来ると、顎から汗が垂れたりして、ああやっぱり暑かったよな? なんて思うわけだ。迷わずクーラーをかけるけれど、なんかもう、扇風機も欲しくなってきてしまった。ないんだよな、今、扇風機。冬になってもお風呂上りとかで使いたい瞬間はあるわけで、値段もさほど高いものではないし買っちゃおうかな。
送料無料だといいんだけれど、そうでない場合は……手持ち? 家電の持ち帰りってしんどいんだよな、この季節は特に。雨なんか降った日にはもう、手が余計にふさがるわけだし。
申し訳ないけれど配達で何とかこう、お願いしたいかな。
とりあえず今はクーラーをかけて、うちわであおいでいる。まあこれでいいか。そんなことをしているうちに秋になるでしょう。きっと。たぶん。たぶん……。

欲しいと思う時にネットとかで帰るのは便利だけれど、勢いで買ってしまって結局使わないとか、あるいはシーズン以外のしまい場所がないとか、まあ考えれば考えるほど買わないほうが良い方向に傾くんだよな、この手のものって。

年々異常気象が当たり前になって、この馬鹿みたいに一気に雨が降るやつとか、馬鹿みたいに暑くなるとか、そんなのが当たり前にぶつかってくるわけだけれど、どうにかこうにか適応しながらやってくしかないんだよな。
マスクをしなきゃならない世の中だってそうだよな。もう慣れちゃったけれど、それでもまだ「マスクを着けずに外出してしまった夢」は見る。実際にはバッグにマスクのストックがあるから大丈夫なんだけどさ。