言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

書類と押印と


昨日はいろいろ申込書類の記載等があって、住所氏名を書いたり印鑑を押したりした。機会がなければ半年単位でもこういう書類と言うものは書くことがないけれど、その時が来ると一気にたくさん処理していかなければならないので大変だ。
しかしまあなんだろう、署名捺印というのはまだ良いのだけれど、住所の手書き、これはなかなか難儀なもんだ。都道府県からきっちり書くと長いんだよな、住所。普通に面倒くさい。そういう意味では、書類上に住所がすでに印字してあったりする場合、これは非常にありがたい(ただし捨てなきゃならないDMとかだと最悪)。
署名や捺印はちゃんと手でやらねばならぬというのはまだ理解できるけれど、住所が手書きでなくてはならない理由ってのはあんまりわからないからね。そのうえで、住所のフリガナとか要求する場合、あれもあんまり理解できない。

その上、左利きにとって横書きの重要書類はなかなか気を使う箇所が多い。
基本的に左手の下に何か一枚紙でも敷いておかなければ、手が汚れるだけでなく紙の方にも影響が出てしまう。にじんだりこすれたり。特にこれからの季節はそういうことは多い。学生時代はほぼ毎日ノートをとるたびにこの問題があったけれど、まあ今は何か申し込み書類を書くときに特有の問題になりつつある。
それでまあ左側が見えない状態だと、文字をまっすぐ書く、これもなかなか難しいんだよな。下線が引いていないタイプだと目印がないし、書いた文字は手の下に入っていくわけで、まっすぐ書けているかどうかは手をどけてみないとわからない。これまた学生時代の話になるけれど、左に問題があって右に回答欄がある形式のテストでのタイムアタック、あれは本当に嫌だった。問題を見るには手をどけないといけないからね。百ます計算とかは最悪。開始前に10秒くらい、右側に問題解答用の数字を書き写す時間が欲しい。

とまあそういう左利き特有の恨みつらみもあるけれど、まあ一番苦手なのはやっぱり押印。押印は本当に苦手。擦れないように、ぶれないように、欠けないようにといろいろ気を遣わねばならず、全く気にしないで押印すると大抵失敗する。印鑑の訂正に訂正印を押しているあの瞬間はなかなかどうだろう、嫌な気持ちになる。そういう時に限って今度は書き損じたりして。
まあ書類は最悪訂正できるからマシなのかもしれないな。履歴書とかなら書き直しだから。
後は、複写式の用紙への押印。2枚目以降にも押印欄がある場合はなかなか困る。1枚目を乾かして問題なくなってからめくって、2枚目に押印。でまた乾くのを待って3枚目を……というのは時間がかかってしょうがない。せっかく複写式で文字を書くのは1度で済むのに、押印が必要なのは困る。おかげでやけに時間がかかって参った。

久しぶりにいろいろ書類を書いてなんだか疲れてしまったけれど、あとはこの書類たちに不備が見つからないことを祈るばかりだ。訂正すれば済むものだとしても、いろいろ手間がかかるのは嫌なものだ。自分の手を離れたら二度と戻ってきてほしくない。
頼む、何事もなく通ってくれ。頼むから。