言葉のリハビリ場

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ふるさと納税の書類提出の話

ふるさと納税をした時、提出しなければならない書類があるのだけれど、昨年分の提出締め切りは1月10日とかそのあたりだった。4月にふるさと納税をしようと、12月にしようと変わらない。
私は去年6月頃に1回と、それから年末に1回行っていたので、書類を2か所に提出する必要があった。書類は大抵返礼品よりも先に送られてくるのでさっさと必要事項の記載と書類添付をして提出してしまえばよかったのだけれど、なんとなく面倒くさくて年末まで放置してしまっていたのだった。というかそもそも、締め切りは勝手に3月くらいだろうと思っていたのだった。前はそうだったように勝手に思い込んでいたけれど、果たしてそうだっただろうかよく覚えていない。
年末分の提出書類が届いたときに何気なく提出締め切りを確認したら1月の初めの方だったので慌てて2か所分の書類を書くに至ったのだった。
昨年寄付したのは山形県鮭川村と北海道の函館市である。鮭川村に寄付したのは実は2回目で、2度ともサクランボを頼んだ。3年前に頼んだときは規制が緩かったので、大きな自治体よりも返礼品のコスパが良かったという事情があったのだけれど、今は基準が変わったのでさほど違いはない。でもまあなんとなく、選べるのなら大きな自治体よりはそれこそ村とかに寄付をしたいような気がするのでそうした。
鮭川村への書類はシンプルに茶封筒である。それも、返送用の封筒は料金別納タイプのもので、要するにこちらから何か貼り付けて送らなくても良いようになっているのだ。マイナンバーとか免許証とかのコピー(マイナンバーカードがあれば確かそれのコピーだけでいいはずだが、番号通知書だと他に身分証明書の写しが必要なのだ)を入れて、名前とかを書いて封をして送るだけ。
そうすれば、受け付けた旨を記載した紙と自分の提出書類の写しが返送されてきて、証明になるのだ。提出書類のうち市には鉛筆か何かでつけられた印が残っていたので、1組ずつ手作業で確認しているようなのでなかなか大変な作業だと思う。結構丁寧に扱ってくれるのがわかるだけに手間がしのばれる。
函館市の場合は送付用の封筒の形式が面白かった。普通の自治体はたいてい鮭川村と同じように茶封筒が同封してあって、それに必要書類を入れればいいようになっているのだが、函館市は何と組み立て式だった。いろいろ書かれた紙が1枚入っていて、折り目とのりしろの目印記載があったので最初はいったい何かと思ったが、要するに自分で折って貼って作りなさいと言うことなのであった。わざわざ返送セットを作ることなく、必要書類を印刷して送ってこられるようになっているのである。
ただし函館市の場合は切手は利用者の負担だった。切手を久しく使っていなくて慌てて用意したけれど、このところ消費税の関係で切手の値段がコロコロ変わっていて、そのせいで半端な額の切手が微妙に余っていたりしたのを無理やり組み合わせて貼った。63円とか84円みたいに半端な値段なんだね、今は。ちょっと前までもう1円だけ安かったりして、逆に今1円足りないとか何だそれ、という感じだ。額は大したことはないが面倒くさかった。

それらの書類を12月31日の昼間にポストに投函した。まあさすがに1月の2週目には届くだろうと思っていたけれど、両自治体とも4日に届いてすぐ処理されたみたいで、すぐに受領の連絡が来た。そういや函館はSMSだったな。函館市財務部管理課庶務係と書かれていて何事かと思ったが、申請受付連絡だった。鮭川村は普通に書類返送をもって受付完了通知としていた。まあそれが普通だけど、なかなか函館はユニークで面白いなと思った。まあそうやって効率化しないとなかなか大変なんだろうな。

私もそうだけれど、こうやって締め切りがぎりぎりになってから送る人が多いんだと思う。まああと純粋に海の幸系は冬とか年末に向けて頼むことが多いような気がするしね、受け取りやすいし。この係の人は年始に繁忙期があったんだろうな、とか思ってしまう。
今年もたぶんどこかの自治体にふるさと納税しようかなと持っているけれど、書類が来たら早めに出そうと思う。……たぶん。