言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

裸眼とお風呂

私は目が悪い。どれくらい悪いかと言うと、基本的にはずっと眼鏡をかけて生活をしているくらい。裸眼だと生活に支障が出る。とはいえまあ全く何も見えないわけではなく、例えば1cmくらいの文字であれば顔を2,30cmくらいの距離に持っていけば一応読める。目を細めればその倍くらい。それくらいの視力だ。
一度、コンタクトレンズにしてみようと思ったことがあるのだけれど、あまりの不器用さに私より先に、眼科の先生がさじを投げた。片目入れるのに2時間、両目が入るまで合計3時間。10分くらいで外してまた入れてみよう、というところでもうギブアップである。よく考えたら「白目のところを触って~」という前提からダメだったので、土台無理だということなんだろう。
そんなわけで眼鏡をして生活しているわけだけれど、どうしても外さなくてはならない瞬間というのはあるものだ。寝るときは目を閉じているからどうでもいいとして、案外困るのはお風呂の時である。
家のお風呂はもうどこに何が置いてあるかわかるので困らないのだけれど、困るのは外でのお風呂である。スーパー銭湯とか、温泉とか、ホテルとかそういうところの「シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ」の並びのことである。
3種類並んでいる時の並びって特に統一されていないので、まず並びを目視で確認してからお湯を使い始めることになる。一番多いパターンはコンディショナーの類が真ん中にある場合だと思う。シャンプーとボディーソープは両端であることが多いが、左右どちらの組み合わせが多いかはよくわからない。
ボトルなんだから自分でそれっぽく並びを入れ替えちゃえばいいんだけれど、見えなければ結局同じである。
んでまあ、ちゃんと見てから始めればいいんだけれど、前述の通り視力が悪いため数十秒確認に時間を使ってしまう。誰も見ちゃいないだろうが光景としては割と滑稽だと思う。こいつは何か成分でも詳細に確認しているのか、と。しょうがないんだよ、裸眼だとあんまり見えないんだから。
シャンプーにしてもなんでもそうだけれど、こいつらのボトルってなんであんなに文字が小さく書いてあることが多いんだろうね。色ではわからないから文字を探すんだけれど、なかなか見つからなかったりして面倒くさい。おしゃれなものほどそう。筆記体風の英字は一番難しい。ホテルの中とかでよくある、使い切りタイプの小さなボトルなんかはことのほか小さい。まあホテルなら一旦眼鏡をかけて見てから戻すってのができるからいいけどね。顔を近づけて見るのとどっちが楽かっていう、それだけ。
やっぱあれかな、スーパー銭湯とかなら眼鏡を掛けた状態で風呂に入るべきなのかな。洗う時だけ置いておく形にして、とか。ちなみにこんな時、コンタクトレンズの人はどうしているんだろう。入れたままで入れる……んだよね? よく知らないんだ、実は。