言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

眼鏡のパッドが取れた

眼鏡のレンズを拭いていたら、何かのはずみで鼻に当てるパッドの部分が取れてしまった。幸い何かが折れてしまったわけではないようで、ただただ外れてしまったようだった。もう何年も眼鏡をかけて生活をしていて、今使っている眼鏡も4,5代目とかだけれど、パッドが外れるものだとは知らなかった。今まで一度も外れたことはなかったからである。
パッドの根元の部分には、ねじが付いている。眼鏡における鼻パッドは鼻の形に合わせて動かすことのできる(つまりフィットするようになっている)部分である。だから根元にはねじが付いていて、そこを緩めたり締めたりすることで調整ができるようになっている。
ねじはだんだん緩んで行ったりするので、今回はそこが外れてしまったのだろうかと始めは思ったが、シリコン製のパッドの部分だけがきれいに取れてしまっていた。どうも観察してみると、ネズミ返しのような要領でパッドに穴が開いていて、そこにはめ込まれていたのが取れてしまったようである。
これは修理に出さなきゃダメなやつなんだろうかと思って調べてみると、シリコンは交換を受け付けている部品であるということが書かれたページが出てきた。無料で交換できますよ、と書いてある。それは嬉しいことではあるのだけれど、別にシリコンが破損したりしているわけではないようなので、ただただ嵌めるためだけに出かけていくのかと思うと気が重くなった。
それに、できれば今日か明日のうちに直しておきたい事情があった。というのはまあ、当たり前なのだけれどずっと眼鏡をかけて生活をしているので、使えなくなってしまうと困るのである。家の中であればパッドがなくとも問題はないけれど、しかしながら見た目は少々間抜けなもので、そのまま外出したいとは到底思えなかったのである。代わりの眼鏡がないわけではないが、古い眼鏡なもんでできればあまりかけたくはないようなものである。ブルーライトカットは当時レンズにフィルムを張り付けるようなタイプであったのだけれど、そのフィルム微妙にはがれている部分があり、微妙なのだ。
でも早いところ直してしまわないととかなんとかいろいろ考えてながら、シリコンを元の位置に戻すべくいろんな方向から穴に差し込んでいたら、ふとした瞬間に手ごたえが変わって、元のようにはめ込みなおすことができたのである。どうやってはめ込んだのかはよくわからないが、知恵の輪が急に溶けるようになった時のように、何かが急にかみ合ったようで、ハマってくれたのである。
とりあえず今のところ前と同じように使えているので、問題ないかな、と思うけれど、今の眼鏡の他にもう一つくらいまた眼鏡を新しく作ろうかな、とも思った次第である。
古い眼鏡をスペア扱いしているけれど、それを使うのに抵抗があるならそれはスペアとしてはあんまり機能してないわけなので、今の眼鏡をスペアに降格させるような形ではなく、併存できるような感じで使っていければいいのかな?
普段ずっと使っている割には雑に扱われている眼鏡だけれど、無くなると本当に困るのでもうちょっと気を付けてつかっていこう。