言葉のリハビリ場

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フライドポテトの塩加減

昨日、適当に入った回転寿司でフライドポテトを頼んだら、塩が別添えだった。

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小袋に入った状態でポテトの山に突き刺さっていて、見たときはちょっと笑ってしまった。塩の小袋の存在に気づかないよりは気づいたほうが良いということなんだろうけれど、別添えその2のケチャップはちゃんと別添えになっていたのでそっちとまとめてもいいと思う。まあどうでもいいんだけど。
回転寿司でフライドポテトを頼むという行為そのものについては他所でもしたことのある行為であり、大抵の場合は厨房のほうで味付けがされた状態で提供される。全部のチェーンで試すほど食べたことがないので確証はないけれど、味付け済提供がスタンダードだと思う。こんな感じで塩が小袋に別添えになっているパターンは結構珍しい。
しかも、取り出してみると結構粒子の細かい塩で、繊細な系統の味だった。後から他の人の注文を見て気が付いたけれど、どうも本来は塩で食べる系の寿司に使うための塩のようだ。タコとかタイとかそういったものに一緒にくっつけられているようである。なるほどそれは粒子が細かいほうがたぶん美味しく食べられるんだろうな。あるいは逆に、粗塩みたいなゴリゴリしたやつとか、そういうのだよね。

フライドポテトに対しても自分で味付けをしてください、というスタイルなのは、ある意味では親切なことだ。塩味の量を自分で調節できるので、控えたり増やしたりがしやすいということである。好みの味付けで食べてくれと言うそういうことだろう。
しかしまあ、味付けが均等に行かないという欠点もある。上の方にはかかるけれど、下の方にはかかりにくいんだな。世の中にはあとからフレーバーをかけて食べるようなポテトがあるけれど、大抵大きめの袋の中にポテトが入っていて、そこにフレーバーの粉を入れてシャカシャカ振り回すことでまんべんなくいきわたらせようという工夫出してある。あれだってムラができるわけで、そりゃあ上から振りかけるだけなら村が出るよね、というわけだ。
ケチャップとかのように塩もディップして使うような感じにしてもいいんだろうけれど、そうするとどうしてもつけすぎるかな、と思うので、上の層を食べ手から次の層に塩をかける……というのを何度かする方式にしたけれど、まあ無難だよね、無難。最後のほうにちょっとしょっぱい個体ができてしまったけれど、まあ多少ムラがある分にはいいかなって。
でもまあこれで逆にわかったのは、世の中の一般的なフライドポテトの味付けの絶妙さだよね、ということ。こだわりが薄いのかもしれないけれど、大抵不満は抱かないし、いつも「フライドポテトって美味いよなあ」としか思わないのですごいよね。普通に美味いもん。しょっぱすぎず味がしないわけでもなくって本当に難しいもんだよ。偉大だね。

まあでもなんだ、寿司食べてポテト食べたらめちゃくちゃのどが渇くね。そもそも塩分過多なわけだ。寿司屋でポテトなんか食べるなって言われたらまあそうなんだけどさ、美味いんだもん。フライドポテト。家じゃ食べないし、たまにはって思うと回転寿司なんだよね。