言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

カード会社から送られてくるもの

クレジットカードの会社から送られてくるものと言えば第一に請求書(口座引き落としの明細書とかも含む)であり、それからDMである。請求書はまあ本当に見たくないものなのだけれど、見て金額に驚いて、そしてすべてに心当たりがあってがっかりするまでがセットである。一応アプリで確認しているとはいえ、実際に支払いが確定した状態で送られてくる請求書を見ると、その支払いというものが現実のものであると認識されるわけである。見たくないけれど見たくないものである。
DMの内容はもうなんというか会社によって全然異なっているけれど、一番多いのはリボ払いへの変更願い。これははがきであったり、封筒であったり様々だけれど、カード会社の郵送物はたまに請求書を含む重要なものが混ざっているので、一応目を通さないといけないのがミソなんだろう。他の何でもないDMに比べて開封率というか目を通す確率というのは個人的には非常に高い。そして「なんだDMかよ」となって、個人情報だから処分するの面倒だしシュレッダーもないので適当に小さく切り刻んで捨てないといけないよなとかもう性分の方法を考えているものである。DMの処分は結構面倒くさいけれど、いい頻度で送って来るのでこまめにやらないと地味に厄介だ。
ただまあ例外があって、JALカードがたまに送ってくる旅行系の案内は結構ちゃんと読んでいる。別にJALのその掲載のパッケージを使って旅行しようとかは思わないけれど、単純に歯を磨いているときとかそういう「手は空いていないけれど目が暇」なときにぼんやり眺めるのにちょうどいいのだ。それに、個人情報部分は別としてそのまま紙ごみにできるのもいい。ただまあ最近は送られて来ても「まあしばらくは行けないだろうな」と思うことが多かったので、それはちょっと複雑な気持ちだった。

いつもならカードの利用額の書かれた請求書なんてのは見ると嫌な気持ちになるのだけれど、今月送られてきたものは特に利用額が多くなかったのでそんなに嫌な気持ちにはならなかった。旅行に行かないとカードでの決済が本当に少ない。例えば北海道への飛行機の往復を予約したらもうそれだけで3万円くらいするし(格安航空でもいいけれど東京なら成田に行かされることを考えると何とも言えない)、旅先で何かとお金を使う時にもカードを使うわけだ。あとは最近カードに紐づく電子マネー(ID払い)ばかり使っていたけれど、会社に出勤していない分そういうお金も使っていないので、請求額がそこまで大きくない。ライブチケットの払い戻しがあったのも一因だろう。まあ、籠って生活するとそれだけお金がかからないということなんだろう。
まあその代わり取っては何だけれど、住民税の特別徴収額決定のお知らせがカードの請求書と同時に届いていて、こっちのほうが嫌な気持ちになった。ふるさと納税分が引かれているとはいえ微々たるものである。カード会社の請求書は使った分の請求だけれど、住民性の徴収は貰った分からの徴収である。もらえばもらうほど取られるのだからなんというか残念なものだ。まあ国内どこに住んでいたって取られるのは変わらないんだけどね。

そういえば昨日、カード会社からのDMが届いていた。リボでも旅行の案内でもなくて保険の案内だった。「補償のお知らせ」なんていうから、コロナウイルス関連で欠航でもしたのかとか、3月の旅行をキャンセルしたときの何かなのかと思って開いたらそういう補償ではなくて保険だった。DMが届いた方限定の補償がありますとか何とかそういうやつ。

この手のDMには大抵返送用の封筒とか、それから個人情報があらかじめ記載された申込用紙とかが丁寧についてくるのだけれど、処分するときにそのあたりも粉々に粉砕しなきゃいけない手間が加わって面倒なので嫌いだ。

いつかカード会社から「よいお知らせ」が来ないものだろうか。どんなよいことなのかはわからないけれど、そうだな、お金がもらえるとかそういうやつがいいかな。

……詐欺? まあきっとそうなんだろうけど。