言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

デスクトップPCのキーボードの音を聞くと図書館を思い出す

これまでほとんどデスクトップPCのあの凹凸の深いキーボードにほとんど縁がなかったことに気が付いたのは、久しぶりに出社した同僚のPCがデスクトップに変わっていたのを見つけた時だった。
普段ノートPCを使って仕事をしているのだけれど、テレワーク対応等で社内のノートPC在庫が枯渇し、余っていたデスクトップPCがあてがわれたということらしい。普段在宅で仕事をする分には特に支障というか影響は全くなく(リモートでアクセスするだけの本体なので)、久々に出社して久々に触るという状況であった。

あの凹凸の深いタイプのキーボードというのは、打つ方の感触が独特であると同時に、発する音もまた独特だ。ノートPC等では硬く跳ね返るような音になりがちだが、これは柔らかく踏み込むようなそんな音になる。
カタカタ音を聞いて初めに思い出したのは、図書館だった。学校の図書館、あるいは地域の図書館。静かな空間に、カタカタと響くあの感じが、なぜか蔵書検索や司書の人が使っている静かな図書館のPCの音に似ているな、と思ってしまった。
職場、例えばそれこそ役所の窓口にでも行けば奥でデスクトップPCを触っていることなどざらなので出会えるのだけれど、どうも私には図書館に結びついてしまった。図書館でそんなにPC触ることはないけれど、あの誰もほとんど会話もない静かで目の前に集中している空間で、遠くの方から誰かのキーボードの打鍵音が環境音として聞こえてくる、あの感じが実に図書館を想起させるのだ。

本当にたまたまだと思うけれど、私の場合自宅のPCはずっとノートPCだし、仕事で使っているのもずっとノートPCだ。
学生時代にデスクトップを使ったこともあるけれど、あれはmacの平らなキーボードが標準装備だった。ノートPCよりも薄かった気がするので、なんか本当に叩きつけたりでもしたらすぐ折れそうだな、と思いながら使っていた。不便に感じたことは特になかった。
身内でデスクトップPCを使っている人がおらず、親戚まで広げれば使用者は居るものの、日常的に目にすることもないわけで、そのままノートPCくらいしか使う機会がなく現在に至るわけだ。
でもまああれだよな、仕事でデスクトップPCがあてがわれることだって普通にありうるわけで、別に避けてきたわけではないけれどこう美味い事避けながら来てしまっている感はあるな。別に避けてないのに。
次にPCを買うときにもしお金があればデスクトップでもいいな、と思っているのだけれど、お金もそうだけれどどちらかと言うとスペースの方に問題があるのが現状だ。デスクが小さいのである。今でもモニターを買って置きたいと思っているのだが、横幅もそうだが奥行きが全然足りず(棚が付いているので余計にそう)、先に投資が必要なのはデスクの方になってしまっている。そう思っているとなかなかPCにもモニターにも手が出ず先送りされているのだ。
デスクトップPC、あこがれるよな。やっぱ気にはなるよな、今度値段の感じだけでも見てこようかな。キーボードだってこれまでノートPCなんだから標準装備のものほとんど使っていないし、こだわったら面白いんだろうな。
宝くじで5億円貰ったらまず買う……という次元よりももっと低くても全然アリで、まとまったお金があったら検討できるんじゃないのかな。
もっとも、今のノートPCも去年の夏に買って全然不満はないわけで、買い替えって意味じゃあまだまだ問題ない。趣味だよな、これ以上は特に。別に今だって趣味でしか使ってないんだけどさ。