言葉のリハビリ場

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リモートで仕事をすることになるかもしれない

リモートで仕事をするのが推奨され始めた。新型コロナウイルスの流行に伴う対策として、出勤せずに仕事をできるようにしたら良いのではないか、というものである。

新型コロナウイルスの流行は対岸の火事ではない。今働いている環境なんて窓のない会議室のようなところだし、誰か感染したらまず間違いなく全員に蔓延することだろう。

ちなみに私の先月のインフルエンザは3連休の真ん中に発症したためか他の人にはうつさなかったけれども、かなり稀なケースであると言える。普段ダブルチェックで行っている作業もあるわけで、密室にとどまり続けているのはよい事であるとは言い難いのが現状だ。

できればリモートで、つまり自宅で仕事なんかしたくないけれど、そうも言ってられない日が近づいているわけで、今後の動向を見守っていきたいところである。

私の会社からは特にリモートに関してはいいとか悪いとかそういった趣旨の連絡は来ていない。家で仕事しろ的なメッセージはなかなか命令として出しにくいのだろう。命令というか指示しちゃうと完全に会社の責任になるわけだろうし。いやまあ責任取ってくれって話でもあるけれど。

基本的には「自衛してくれ」という連絡である。別に放り出されているとかいうわけではなくて、自分で判断してくれよな、ということなのだと思う。大きな会社じゃないし、どちらかというと自社の都合よりは、プロジェクトで関わっているお客さんがリモートで仕事してくれと言ってくれば、別にそれに従えばいいのだと思う。前例があまりないけれど、会社的にはフリーランスの人とも仕事をしているようなので、相談すれば自宅で仕事をすること自体は特に問題なく許可が下りるだろうというのは想像できる。状況が状況だし、要請されて断ることは社会通念上もなかなかあり得ないことではあると思う。ただまあ、自宅で仕事をすると言っても、準備しておくことは必要だ。例えば「明日から出勤禁止です!」となってしまったならば、それこそ自宅で仕事をすることはできない。

今PCは基本的に職場に置きっぱなしなので、それを持ち出すことができるのかどうかというところから話は始まる。職場PCが使えればいろいろと仕事的には楽なのだけれど、反面、セキュリティ的に簡単に持ち出せるのかといえばかなり微妙だ。客先に会議のために持っていくとか、レンタルオフィスに出向く場合とかそういった、会社から会社に移動する程度であれば全く問題ないけれど、自宅となるとかなり厳しい気がしてならない。

あとは、基本的に接続できるIPを絞っているものが多いので、PCを持ち出すにしろ自宅の環境からでは繋げられない。各々の環境に合わせてつなげるのはそれこそリスキーなので(自宅もセキュリティ的にはガチガチにしてはいないし)、wifiでも貸してくれれば話は早いのだけれど、全社一斉にリモートにでもなったらポケットwifiの在庫が足りないような気がしてならない。


PCが持ち出せない場合はどうするのか。この間言われたのは「自宅のPCからリモートデスクトップに接続できるようにする」ということ。理屈はわかるのだけれどすごく嫌な提案だ。完全プライベートのPCなんて、それこそ自己責任で適当なフリーソフトとか導入しまくっている。だって仕事をする想定ではないし。多少書類を作るとかだったらどうということはないけれど、そのために環境をいじったり設定を変えたりするのは、感情としては嫌なものである。些末な問題ではあるけれど。

ああ、これからどうなっていくんだろうな。不安は募るばかりである。