言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

インフルエンザの予防接種を受けてきた

インフルエンザの予防接種に行った。
今となっては愚かなことであるが、去年はインフルエンザの予防接種をには行かなかった。面倒くさかったからだ。忙しかったというのもある。平日普通に働いていると、基本的に平日しかできないところの多い予防接種のためにわざわざ半休したり早退したりするのはあまりに面倒だったからだ。
その結果というわけでもないが、昨冬は見事にインフルエンザに罹ってしまったのである。1月のことだ。年が明けて仕事が始まり、そこから2週間くらいだっただろうか。インフルエンザに罹り、同時に結膜炎にもなるという意味の分からない目に遭った。
まあ予防接種を受けたからかからなうなるわけではないけれども、それでもまあ、熱が2日半下がらなかったことを思い出すと、接種しておいた方が幾分マシだっただろうな、とは思うわけである。
休日だったので普通の医療機関は休みで、空いている救急病院的なところに行ったのだけれど、駅からも家からも絶妙に遠くて結構つらかった。熱を測ったら38.5℃もあったのに、結局病院から30分かけて歩いて帰ったりもした。インフルエンザとわかってからタクシーに乗るのもなんだか気が引けたのと、捕まえたり呼んだりする気力がないわりには歩けたからだ。コンビニに寄り道して何か買っていこうとも思っていたからだ。
しかしながら家まで38.5℃の熱がなくとも歩くのは多少面倒くさくなるような距離であったがために、家にたどり着いたときはヘロヘロだった。コンビニも結局寄らなかった、というかルートをちょっと逸れてコンビニに行くような余裕はなくなっていた。これなら初めからタクシーで良かったんじゃないの、と思いつつもまあしょうがないよね、と布団にぶっ倒れたわけである。
結局薬を飲んでも2日半は熱が下がらず、熱が下がってからの待機日も入れて1週間近く休む羽目になったわけだ。
今季も同じ轍は踏みたくない。特に今は、かなりの熱が出た時点でインフルエンザだけではなくPCR検査対象なわけで、そうでなくとも病院は大変な状況であるわけだからできるだけ今年は特に罹りたくないわけである。
わりと昔からそうなのだけれど、インフルエンザになると味覚に障害……とまでは言わないが、影響が出る方である。食欲がなくなるというのもあるけれど、ご飯がおいしく食べられなくなるとこれはいよいよ大変だ、という一つの目安にしていたくらいだ。コロナウイルスのそれと症状が同じではないと思うけれど、まあ紛らわしいことになるのは間違いがないし、ついでに言うならばインフルエンザと同時に罹る可能性だってあるわけだ。できるだけ回避できるなら回避するに越したことはない。

予防接種の時に、「去年はインフルエンザになりましたか?」と聞かれたので、素直に「なりました、今年の頭ですが」と答えたらちょっと驚かれた。1月と最初から言えばよかったのだろうけれど、コロナウイルスが流行し始めてインフルエンザ患者が減った2,3月あたりを想定していたのかもしれない。まあどっちにせよ今年のインフルエンザ経験者というのはそれなりにレアらしい。全然嬉しくない。
予防接種自体はもう例年よりもずっと混雑しているようで、たまたま私は別で予約できたものの、いつも接種を受けに行く病院は今年はもう在庫切れだという、入荷待ち状態らしく、予約もできないようだ。
そりゃそうだろうな、せめてインフルには罹りたくないと思うだろうし。私もそうだ。
別にこれで安心というわけではないけれど、まあ去年よりはずっとマシだろうな。そう信じている。大人になってからのインフルエンザは辛いのだ。昔も嫌だったけれど、今の方がずっと大ごとになる。