言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

寝過ごし未遂

家で仕事をしているのに寝過ごしそうになった。寝坊をしたわけではない。居眠りしてそのままちょっと寝すぎてしまった、そんな感じ。
電車で通勤している時、ことのほかぐっすりと眠ってしまって気が付いたら下りるべき駅を過ぎていた、なんてことはたまにある。疲れているかどうかはあんまり関係なくて、なんというかこう、眠りがちょっと深くなってしまうタイミングが降車駅近くで来てしまうというような感覚である。
「一駅飛んだ」なんて言い方をして人に説明したりするんだけれど、あまりピンと来てもらったことはない。でもまあ感覚としては本当に気が付いたら丸々一駅分だけ記憶がないような、そんな感じになるのだ。うとうとしてまどろんでいるような時、今自分がどのあたりにいるのかは、車内アナウンが耳に入っているので所々で分かっている。だが、それも100%ではないので、たまに吹っ飛んでしまうのだ。
下りなきゃいけない駅の一つ手前でアナウンスが耳に入って、「お、次だなそろそろ起きるか」なんて思った瞬間、あれ? と思ったら降車駅をちょうど発車したところだったとか。一駅分だけ意識がどこかにすっ飛んで行ってしまうので、本当に体感的には何かワープでもしたんじゃないかと思わされるほどである。
月に1回あるかないかくらいの事象なんだけれど、何だろう、疲れているんだろうか?

今日もそれと同じような感じで、在宅での仕事前にちょっと時間があるからうとうとしようかな、なんて思って横になったら普通に起きなきゃいけない時間を過ぎていた。
普段9時半始業で9時からなんとなく準備しているわけなのだけれど、今日は気が付いたら9時10分だった。まあ別になんてことはない時間ではあるけれど、一瞬焦ったものだ。ちゃんと起きて支度して朝ごはんも食べたのだ。それでちょっと休憩してから仕事に入ろう、というのはいつものことなんだけれど、まさかその10分くらいの間に意識がぶっ飛んでいくとは思わなかった。
一回これを旅行先でやったことがある。下りなきゃいけない駅の一つ前で目が覚めて、ああ、次だな、と思ったのだけれど、幸か不幸か駅間が5分以上ある区間だった。トンネルに入ったあたりで意識がなくて、気が付いたら一つ先の駅だった。地方の路線だったのでかなり焦った。しかもこれ、一人でいた時ならわかるのだけれど、一緒に行動していた人がいた時のことだったので、起きた時はかなりびっくりした。直前までお互いに起きてた気がしたんだけどな、と。
幸いなことに旅先でのそういった寝過ごし系のやらかしはあの1度きりで済んでいるけれど、明らかに眠くてぐっすり寝てしまって……というシチュエーションではないだけにいつもいつもただただ驚くばかりである。
今日もびっくりしたけれど、まあ実害はないしいいかな、くらいの気持ちだ。いい感じに寝やすいツボにでも入ってしまったんだろう、とかね、そういうことは思うけれども。