言葉のリハビリ場

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18きっぷ余りの話

JRの普通列車が5日分乗り放題になる切符、青春18きっぷ。それが2日分余っている。
軽い気持ちで購入した青春18きっぷだが、3日分消化して「残りはどうせどこかで使うだろ」とか思いつつそのままになっていてもう8月末である。
青春18きっぷは季節ごとに使用期限が決まっており、2020年の夏は9月10日までなのだ。となるともう週末は2回しかない。1日分であれば、まあどこかの日曜日に軽く出かけてくるか、ということになるんだけれど、2日分となるとちょっとどうしようかなと悩ましいものである。勝手にもう一週間期間があると思っていたので、改めて確認して慌てているところなのである。
連続した2日間で使う必要はないのだけれど、そもそも週末があと2回ということは4日のうちの2日で使わなければならないということでもある。

あんまりやりたくないし、やったこともないのだけれど、金券ショップで残りの2日分を売ってしまうという手がある。きっぷそのものの発売期間が終わっているのでそこそこの需要はあると思うのだけれど、ただまあもう2週しか残っていないのもあって買い叩かれそうな気はするんだよな。それに、元々1万2千円とかのきっぷでもう3日使った時点で元は取っていて、売って2千円くらいのお金にするってのはあんまり気が進まない。4千円くらいになるならまあまだ価値はあるのかな? というくらい。
そこまでするなら、1日分どこかで丸々使って、残りはほんの少しの移動(往復でも500円行かないような距離の移動とか)に使ってお茶を濁すのでもいいのかな。

青春18きっぷの最大のメリットはやはり価格である。5日分のJR乗り放題券が1万2千円なのだからこれはもうかなりの安さである。東京から名古屋まで行って6380円、大阪まで行けば8910円と普通は乗車券だけでもかかるわけだが、それが一日当たり2400円しか駆らないのだから安いもんである。
デメリットは所要時間である。東京から大阪まで10時間かかる、と言えばどれくらいのメリットか大体想像がつくだろうけれど、まあ特急や新幹線には乗れない制約がある都合上、非常に長い時間をかけて移動することになる。これはまあ移動が趣味じゃない人にはなかなかキツいと思う。
私自身に関して言えば移動は趣味みたいなもんだけれど、それでも10時間乗りっぱなしなんてのはキツいのはキツいものである。元気なうちはいいけれど、例えば座席が埋まっていて座れないだとかで消耗したり、あるいは普通に行程上の疲労があったりするとなかなか大変に思うものだ。ほどほどでいいと思うんだ、何事も。
だから本当は「全力で移動する日」と「最低限元は取りつついろいろ下車して見て回る日」を組み合わせて旅行するのが本当はいいんだけれど、まあそれは18きっぷだけを使って旅行する場合の話である。近頃はそこまで頑張らないというか、18きっぷは補助的に使うようなことが増えたな、と思うのだ。
5日分を買って2日余るというのはまあいつもありがちなんだけれど、たいてい目算があるというか、9月のこのあたりで消化するからいいかな、なんて考えていたものなのだ。今回のように完全に2日分無計画に宙に浮いてしまうパターンは珍しいものである。

とまあいろいろ考えたのだけれど、そういえば私の夏季休暇がまだ2日残っていることに気が付いた。8月に休んだ気になっていたが、お盆は全部出勤していたし、それ以外に2日休んだだけだったのだ。これを使えば休みが増えるから、ちょっと何か考えてみよう。
9月の前半に2日分休みを付けて、そこで使えばいいかな。頑張って遠くに行くわけではないけれど、無理せず無駄にもしない程度の場所で。