言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

七夕(昨日)

昨日は七夕だった。毎年のことだけれど天気が悪い。梅雨入りしていない年はほぼないし、梅雨明けしている年もほぼない。そういう季節である。雨が降っていないにしても雲が出ているので、七夕にまともに晴れる年はそこそこレアである。とりあえず3年連続くらいの曇り空である。
でもまあ、晴れたら晴れたで日中はめちゃくちゃ暑いんだよな。7月になって急に35℃とかを記録したりするのがたいていこれくらいの時期の「梅雨の晴れ間」というやつで、いい加減クーラーをつけっぱなしにしないと過ごしにくくなってきたりするわけである。26、7℃くらいなら我慢のしようがあるってものだけれど、30超えてあまつさえ35度となればそれは猛暑なわけで、クーラーを使わないというのは危険な行為ですらある。そんな日があると「7月って夏だよな」と改めて思い知らされるわけである。
そういえば、これまで特に意識したことはなかったけれど、七夕にはそうめんを食べるものらしい。どうも東北や北海道に多い習慣らしく、なるほどそれは知らないわけである。
そうめんが行事食的な扱いを受けるのはちょっと面白い。面白いというか、そういう発想はなかったので結構興味深い習慣である。そうめんといえば特に意識せずこれくらいの時期になるとバンバン食べることになる昼ご飯の定番(特に休日)だから、意識しないでも7月の7日にはそうめんを食べているんじゃないかとさえ思う。普通のご飯が行事食になっているのはちょっと珍しくもある。
だがまあそういえばお盆にもそうめんをお供えするとかそういう話もあるにはあるし、案外そうめんも縁起物なのかもしれない。
とはいえまあ普通に知らなかったのもあって、昨日の昼ご飯はそうめんではなかった。ちょっと食べたいなと思ったけれど、また今度でいいよな、みたいな、そんな感じ。どうせまたすぐ食べるでしょ、そうめんなんだし。

まあでもあれだね、行事食と言っても例えば恵方巻みたいなやつはぜひ年中食べさせてほしい。豪華な太巻きって普段本当に食べないけれど、普段から気軽に食べさせてほしいみたいなところはある。寿司屋ではまず頼まないし(というかない気がする)、店にもまあ並んでないし、スーパーでも1枠あるかどうかだし。食べたいんだ普段から。
そうめんも一応年中売ってはいるけれど、冬になるとぐっと減るし安売りもしなくなるよね。別に真冬に食べたっていいんだろうね、本当は。七夕くらいの季節が一番食べているような気がして、それから真夏が過ぎてほとんど食べなくなる。初夏から盛夏までがピークかな。9月も8月と遜色なく暑いけれどmなんとなくそうめん消費量はかなり落ちる気がする。体感の季節とは別にもうそろそろ秋だぞ、というイメージが強いからかもしれない。
まあでもあれだな、昔は好きじゃなかったけれど、今はあったかい蕎麦とかも好きだから、そういうところに流れていくんだろうな、きっと。家にいることが多い今年はそうめんをたくさん食べているけれど、外なら蕎麦食べちゃうしね。立ち食いのとか。立ち食いそうめんとかあったら朝から食べるような気もするけど、まあ見たことないよな。あるのかな? 教えてほしい。
もしないのなら七夕にかこつけてお祈りでも……って、まあ、そんなお祈りを安売りしちゃだめだね。