言葉のリハビリ場

特にテーマはなく、ざっくばらんに書いています

在宅勤務の昼休み

在宅勤務になったので、昼ご飯をずっと家で食べている。平日も、土日もだいたい同じ感じなのでなんだか変な感じだ。昼に何か大掛かりなことをするのも面倒くさくて冷凍食品とかをいろいろ試してみたりして、今のところそこそこ楽しくやれている。……ような気がしている。

それにしても、在宅勤務中の昼休みというのはなんだか短く感じる。普段働いているときのお昼休みは外食か、近くのコンビニやスーパーで何か買ってきて食べるような生活だった。店によっては爆速で料理が提供される場合もあれば、逆に昼休み60分のうち50分待ってから出てくるとかもうピンからキリまであるのだけれど、それでもまあ60分という時間としては「こういうもんだよな」という感じで、別に長いとも短いとも思っていなかった。昼休みは1時間だと体になんとなく染みついているのかもしれない。
それが在宅勤務になって、昼休みがすごく短く感じるようになった。食事を用意する時間があるからかもしれないが、それだって外食中に料理提供を待っている時間と比べてさほど差があるわけでもない。食事をしている時間もそんなに変わらないような感じがしているから、たぶん食後にリラックスする時間の感覚の違いなんだろう。外だと食事が終わればすぐに店を出て、ちょっとコンビニに寄って甘い飲み物でも買って戻ったりしていた。自席で飲み物を飲みながらぼんやりスマホを眺めたりして過ごしている。調子が悪ければその時間で昼寝をしたりする。
これが家でもそんなに変わらない気がしていたけれど、ご飯を食べてから移動せずその場でだらだらするのが結構感覚の違いを生んでいるような気もする。なんとなく「食後」が長いのだ。よく考えたら家で昼ご飯を食べるというのは基本的に休日の事であるわけで、動きというか感覚が平日用になっていない。だから休日の感覚のままでだらだらと過ごしていると、あっという間に時間が過ぎていく。そういうからくりなのだ。
だんだん慣れていくんだろうけれど、まだ1週間もたっていないわけで試行錯誤しながらの昼休みになっている。まあ昼休みがきっちり1時間じゃなくてもいいので、適当に「まあこれくらいだろう」なタイミングで仕事に戻っている。
ただまあなんというか、家だとゆっくり寝っ転がって過ごして昼休みが過ぎていくようなことを想像していたのだけれど、一応仕事中というか、何かあれば連絡が来るわけで、なんとなく気にしていると休まらないような感覚もある。だから食事をしてそのままの場所でだらだら過ごしてしまうんだろう。はっきりと休むタイミングと、そうでないタイミングと、きっちりを分けておく必要があるのかもしれない。

これ、対面というか職場であれば、目の前で休憩しているのがはっきりとわかるし、何かトラブル発生なんかがあれば口頭で伝えられたり、なんとなく様子を見て察したりするものだ。家にいる場合はそれを電話でいきなり伝えられるのがちょっとキツい。だからなんというか、昼ご飯を食べていても落ち着かない感じはある。別にすぐに連絡が取れなくても平気なときが多いのはわかっているけれど、万が一の時にやらかしたくないという意識が働くというか……。
逆に周りがみんな打合せとかしていてくれれば、それはそれで楽だよな、なんて思うわけで(連絡がほぼ来ようがないから)。もうちょっと在宅の感じがつかめてくるといいな、ほんと。