言葉のリハビリ場

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しいたけ栽培

 

fwbc0416.hatenablog.com

先週の金曜日に家に届いたしいたけ栽培キット。 菌床タイプのもので、既に菌を植え付けてあるものである。 定期的に水で湿らせてあげて、 あとは袋にかぶせておいて冷暗所に置いておくだけで良いという、 かなりお手軽なものだ。もっとも、 環境的には寒暖差があったほうがいいとか、 できるだけ湿らせた方がいいが水をあげすぎてかびてしまってもい けないとか、 まあそういった感じで細かいことはいろいろあるのだけれど、 それらをある程度スルーしてもなおちゃんとしいたけ栽培がある程 度ちゃんとできるという代物である。
そんなわけで私もキットに含まれている説明書を読みながら栽培を 始めてみた。そうしたらば、もう何だろう、 2日くらいで目に見えて菌床に変化が現れた。 白くなっている部分が菌の本体だということなのだけれど、 そこが盛り上がってきたのだ。

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ちゃんとできやすくなっている状態で送られてくるとはいえ、 すさまじい速さである。 植物ならばまず下手をすると種をまく前に下準備として1日水に浸 して……みたいなところから始まって、 1週間くらいで植えた種から芽が出た! となるようなところだが、このしいたけは凄まじかった。
2日くらいでなんとなく盛り上がってきたな、と思っていたら、 4日くらいで完全にキノコの形をしたものになっていた。 1本や2本じゃなくて、複数本同時にどんどん伸びてきて、 たぶんしいたけ菌床の前にカメラでも置いておいたら、 1日でずいぶん大きくなっていくという姿を見ることができるんじ ゃなかろうかという、そんな勢いで成長していった。
そして昨日の姿がこれ。

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水を菌床の方にかけようとしても、 ほとんど成長したしいたけに阻まれてしまうほどである。 傘の裏側にひだができていればもう食べごろだということなので、 ガッツリと収穫した。生えているうちは「まあこんなもんかな」 と思っていたけれど、実際収穫してみると結構多いもんだ。

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これで半分くらいだろうか。


しいたけってのは、こちらが菌を植える作業的なことをしていないからだけれど、 何もないところに水をかけてあげると勝手ににょきにょきと生えて くるような、そんな不思議さがある。 0から1を作ったような感覚。 もっとも菌があるから0からなんかでは全然ないんだけれど、 ようは感覚の問題だ。

在宅で仕事をするようになったので、家にいる時間が長くなる…… というかほぼ家にしかいないのも丁度良いタイミングだった。 このしいたけ栽培のキットを購入したタイミングではまだ家で仕事 をするかどうかなんて決まっていなかった。 翌日もとりあえず出社、 みたいな感じでズルズル出勤しているような状態だったのが、 緊急事態宣言が出て2, 3日たっていきなり在宅勤務ということになって。
そんなタイミングに差し掛かる頃に育て始めたので( まあ1週間で収穫できたのでこまめな世話もクソもないのだが) ちょうどいい感じに楽しむことができた。 朝昼晩で眺めに行って変化があるなんてすごいし。

まだ生えているしいたけがいくらかあるのでそれを収穫することが できるけれど、たぶんそれも明日くらいで枯渇する。 説明書に拠れば、正しく菌床を「休眠」 させればまた生えてくるそうだけれど、どうだろう、 結構雑に栽培も収穫もしているし、「次」 はなかなかうまくいきそうな感じはない。
まあどうせ家にいるからたぶんやってはみるだろうけどね。