言葉のリハビリ場

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USBハブを新しくした話


今使っているPCはUSBポートが2つしかない。正確に言うと、Type-Aのポートが2つしかなくて、Type-Cのポートが1つ付いている。買う時からわかっていたことではあったけれど、その時は「USBハブを使えばポートも増やせるしいっか」と思って、特にType-AのUSBポートの数にはこだわらなかった。
USBハブとは、1つのUSBポートをもとに、複数個のUSBポートを持つ外付けの機器である。要するに電源タップのUSB版みたいなものだ。これがあれば、ポートを複数個に増やすことができる。
そういうわけで、PCと同時に適当にUSBポートを購入した。1つのポートを3つに拡充するものである。これがあれば、ポートの問題は解決だな、と思っていたのである。
ところが、使ってみてすぐに問題が発生した。マウスなどの低電力で動かせるものは問題ないのだけれど、電量を多く消費するもの、例えばiPodiPhoneの接続などは、USBハブを通すとうまく機能しないのである。考えてみれば当たり前のことなのだけれど、元となっているUSBポート1つを、3つに単純に分割しているだけなので、USBポート1つ分しか電源供給がないわけである。そうすると、iPhoneなんかは接続状況が悪くなり、バックアップや同期処理などが上手く行えないような事態に陥ってしまうのである。外付けHDDや外付けのディスクドライブなども同様である。
これらはすべてUSBポート1つを直接占領すれば問題なく使用できることは確認した。完全に電力の問題である。有線マウスで1枠占領し、残りの1枠を用途によって使い分ける。……そんな運用になってしまっている。
いい加減そんな状態を回収すべく、新たなUSBハブを調達した。電源付きのUSBハブである。PCから電源を摂れないならコンセントから直接取ればいいじゃない、の思想である。電源をコンセントから取るということはここを1枠使ってしまうというデメリットはあるものの、USBポートと電源を天秤にかけて全社を取ったわけである。外付けHDDは電源を必要とするので、同時に運用する場合は工夫が必要だけれど電源のほうは何とかなる(PC電源を別から取るとか)。
配線が複雑になったけれど、とりあえず今のところ問題なく使えているので、しばらくは電源付きのUSBハブを活用していこうかな、と思う次第だ。

ところで、最初に述べたに今使っているPCにはUSBのType-Cのポートが付いている。今のところ接続できる機器もなく、無用の長物と化してしまっている。このまま行くと本当にずっと使わないで置くことになりそうなんだけれど、どうにかして活用したほうがいいんだろうか。
今のところ、あえて用意しない限りはType-Cを使う機会がなさそうな感じがする。Type-Cじゃないとダメ! というものが出てこない限りはたぶんつかわないんじゃないかな。これ。